>soujyuGM< では、美鈴さんから自己紹介を。二人分の自己紹介が終わりましたらOPに移ります。 (仕事を投げたーァッ!) …失礼、どうぞ。(かささっ) というわけで、自己紹介お願いします。 了解。 PC1、PC3の順で。 "鉄の纏い手"早坂章雄。 「へいらっしぇー。何にする?・・・客じゃないのかよ。チッ」 「任務ね・・・まあ、やるもやらないもないさ。今月の売り上げを埋め合わせにゃならんからな。」 元警察官で現在ラーメン屋のオヤジ。UGNイリーガルとしても活動している。 シンドロームはブラックドッグ/モルフェウス、ワークス/カヴァーは刑事/商店主。 PCロイス→天城 美鈴[■有為/□劣等感] シナリオロイス→榊 薙定[■信頼/□悔悟] 以上です。   では。 女性は書類の束から目を上げる。 その目は現実をただ見つめる。 「こんにちは。はじめまして。天城美鈴です」 「どのようなご依頼ですか。この魔法使いに」 UGN本部所属のエージェント。現職黒巣市支部長代理。 通常はオークショニアとしても忙しい日々を送っている。苦労人属性。 イニチアシブは19、HPは23、初期侵食率は32% ※PC間ロイス“疾風” 鈴木 風太郎  ■有為 □憤懣 →熱血教師ですか。少しずれている気もしますが。 ※シナリオロイスはセッション中に。 以上です。よろしくお願いいたします。 “疾風”鈴木風太郎。 28歳、職業は教師だ。まあ、生徒の中にはプータロー呼ばわりする連中もいるようだが。 生徒の教育には手を抜かない主義だ、言ったやつは端からぶん殴ることにしている。 ・・・話が逸れたな、シンドロームはハヌマーン・エグザイル。格闘技も多少だが修めている。 PCロイス→梧桐 亜樹[■感服/□隔意] シナリオロイス→榊 優夜 [■庇護/□悔悟] 侵食値33%、HP14、IV10。 以上で。 「私か?梧桐亜樹、警視…いや、単に警官と名乗った方が分かり易かろう」 「本来ならば私は署長の補佐に専念するはずなのだが…まあ、これも将来への布石となろう」 「ああ、それとだな…大切な何かを守るのは結構だが、法を軽視してくれるなよ?」 黒巣市に赴任してきた警視庁キャリア組のエリート。 副署長という立場ながら、黒巣市警察を実質的に取り仕切る才媛。 シンドロームはモルフェウス/オルクス、イニシアチブは9. シナリオロイスはアクセル中毒者に[■執着/□侮蔑]。 PC間ロイスは早坂章雄に[■有為/□憤懣]。 以上、よろしくお願いします。 では、予定時刻よりずれてしまいましたが開催致します。よろしゅうに(ぺこり) ■マスター「破滅への願望」 登場:不可■ 薄暗い部屋の中で、ひとりの男が立っていた。 手には受話器が握られており、そこから神経質そうな男の声が聞こえてきている。 「ドラッグは順調に広がっているようですね。この調子なら、早く計画が進行しそうです」 「……計画の進行などに興味はない。俺はこの街がオーヴァードで溢れればそれでいい」 「そうですか。ならもっと頑張ってください。あなたの望みはこちらとしても好都合です」 「言われるまでもない……」 「結構! それでは失礼しますよ」 電話が切れると同時に、闇の中に佇む男がぼそりと呟く。 「そうだ、もっと増えろ化け物ども。そして、俺を……」 男が闇に消え、あとには静寂だけが残った。 ■オープニング「悪夢再来」SP:"鉄の纏い手" 早坂 章雄 登場:不可■ #1d10 hayasaka:1d10=(2)=2 32%です。 >soujyuGM< キミは夢を見ていた。キミが刑事を辞めるきっかけになった事件の夢だ。 >soujyuGM< 相棒の薙定と彼の娘の優夜が組織に捕まり、彼らを助けるためにアジトに乗り込んだ。 >soujyuGM< そして―――― >soujyuGM<   >soujyuGM< アジトに乗り込むと、そこには大量の死体が転がっている。 >soujyuGM< 奥に部屋が一つ。あの部屋に、二人が監禁されているのだろうか。 「酷いな・・・」薙定に目をやりながら、銃のセーフティが解除されている事を確認する。 ※薙定もいないんですがw うへ、読み違えてた(滅) 目をやる部分はナシで(滅) >soujyuGM< ういさw 胃が煮えくり返りそうな感覚を押さえながら、銃を構えて部屋にゆっくりと近づきます。 >soujyuGM< 部屋から、獣のような唸り声が聞こえる。 「なんだ・・・・?何が起きてる?」不吉な予感に顔を歪めつつ部屋に突入します。 >soujyuGM< 中には体長3mを超える黒い悪魔のような怪物と、章雄に背を向けた格好で静かに佇む優夜の姿。彼女が逃げる様子は、ない。 章雄が反応する前に、怪物が爪を振り下ろす。 >soujyuGM< 肉が裂ける音、赤い飛沫。 「優ちゃん!?くっ・・・!!」驚愕し、割り込もうとするが間に合わない。 >soujyuGM< そして、その鋭い爪は章雄にも向けられた。 「!!・・・・キサマァァァ!」手に持った拳銃を獣に向け一心不乱にトリガーを引く。 >soujyuGM< 銃弾が当たっても、びくともしない。 “悪魔”「ルゥアアアア!」 >soujyuGM< “悪魔”は咆哮を上げながら、血に染まった爪を振り下ろした。 「なっ!?」怯んだところを爪に貫かれ、糸の切れた人形の如く崩れ落ちた。 >soujyuGM< 『ああ、死ぬのか』 この傷ではきっと助からない。そう思った。 ……どれくらいの時間が経っただろうか。 >soujyuGM< ばしゃり。 血が、章雄の上に振り注いだ。 >soujyuGM< 意識が薄れる前に、血の出所を確かめる。 ……驚いた事に。血を流していたのは、章雄と優夜をその手にかけた黒い“悪魔”だ。 >soujyuGM< “悪魔”はその爪を己が胸に突き立て、哀しげな咆哮を上げていた。 覚えているのは、そこまでだ。 >soujyuGM<     >soujyuGM< ――――煮立ったスープの独特な匂い。煮えた周りの空気。 あの頃の夢を見たのは。5年前の『事件』があった日と同じ匂い、同じような空気だったからなのか? 「畜生・・・何だってんだ、今更」寝ぼけた頭を横に振りながらぼやく。 ふと、相棒だった薙定の事を思い出した。 >soujyuGM< 今もまだ刑事を続けているのだろうか、あの事件をまだ追っているのだろうか。 「アイツの事だ、刑事はやめちゃいねえんだろうがな・・・」窓の外を眺め、相棒の顔を思い出す。 >soujyuGM<     >soujyuGM< ……がらり、と引き戸が開く音。 客が来たようだ。出迎えるとしよう。 「客か。」のそのそとカウンターの中に移動。 「へいらっしぇー」といつものように声をかける >soujyuGM< 「……まさか、本当にラーメン屋をやっているとはな。びっくりしたぞ」無愛想な声。 そこにいたのは、短く刈り上げた髪、無精髭にサングラスの――粗暴なイメージはなく、どことなく知的な雰囲気すら漂わせる――大柄な男。 「ん?・・・榊?榊なのか?」信じられない、といった風で。 薙定「久しぶりだな。俺だ、薙定だ」 >soujyuGM< 幾ばくかの懐かしさと、悲しみを含んだ声音。 そしてキミは、5年前とさして変わらない姿の相棒を見て懐かしさを感じると共に…… >soujyuGM< あの頃の悪夢が、脳裏に蘇った。 「おいおい、どこでここの事を聞いたんだ。署の連中には誰も言ってなかったはずだぜ?・・・まあいい、座れよ」カウンター席を勧める。 >soujyuGM< 薙定「足で稼ぐ。刑事の基本だ。……豚骨ラーメン一つ」カウンター席に座り、注文。 冷やを出し、スープを丼に移しながら「ふん。相変わらずだな。・・・まだデカをやってるのか。」 >soujyuGM< 薙定「……ああ。実はお前に頼みがあってな。今、俺が受け持っている事件の捜査を手伝って欲しいんだ」冷やを一息に飲み干し、汗を拭きながらそう答えた。 薙定「アクセル・ドラッグっていう薬物の事件なんだが、俺とお前に因縁のある事件みたいでな」 茹でておいた麺をスープに浮かべ、具を乗せて榊の前に突き出す。「・・・・・解ってんのか?俺はもうデカじゃないんだぜ。部外者に深入りさせていいのか?」 無言でラーメンを受け取り、スープを啜る。 >soujyuGM< 薙定「……お前にラーメン屋は似合わない。自分でもわかっているんじゃないのか?」真摯な目のまま、彼はそう言った。 薙定「話を続けてもいいか?」 榊の目を見やり、溜息をつく。「・・・俺はこの仕事を結構気に入ってんだ。辞める気はねえよ。だが・・・」 「昔の話をされちゃあ、聞かないわけにもいかねえさ。続けてくれ。」 >soujyuGM< 薙定「……なあ、早坂。俺達がコンビを解消する事になったあの事件、覚えてるか?」 薙定「今回の事件に、あの時と同じ犯罪組織が関わっている可能性があるんだ」 やはりその話か、といった風に肩を竦めながら「ああ。忘れた事なんてねえ。・・・忘れられるわけがねえ。」 薙定「あの事件に、ケリをつけたいんだ。協力してくれないか?」いつの間にか、ラーメンは平らげられている。 「・・・嫌だと言ったら、手前一人でやるつもりだろう。お前は。」平らげられたラーメンをどこか満足げ見やりながら。 薙定「……わかっているじゃないか」ふ、と笑みを浮かべる。 ふん、を鼻を鳴らしながら「いいさ。協力してやるよ。・・・・どうせどこかでつけなきゃならんけじめって奴だ。」 あの日を光景を脳裏に浮かべながら、決意を込めた眼差しで榊を見やります。 >soujyuGM< 薙定「明日、詳しく話す。今日はこれから用事があるんでな」がたり、と席を立つ薙定。 薙定「ああ、それから」何かを思い出したような表情。 >soujyuGM< おもむろにラーメンの丼を指差す。 「・・・なんだ?」指さす方向を見ながら。 >soujyuGM< 薙定「見た目どおりの味だな、これは。……やはり、お前には現場の方が似合う」心底おかしそうに笑う。 「チッ。この味がわからんなんてぇのは素人なんだよ。出直してこい」舌打ちをしながらも、どこか嬉しげに返す。 >soujyuGM< そう言い残し、薙定は隣の椅子に置いてあった花束を抱えなおして去って行った。 丼を下げながら複雑な表情で榊を見送ります。退場で    ■オープニング「約束」SP:“疾風”鈴木風太郎 登場:不可■ #1d10+33 登場ー。 Futaro:1d10=(10)=10+33=43 >soujyuGM<     >soujyuGM< キミは黒巣市の共同墓地に来ていた。 かつて教え子だった、榊優夜の墓参りだ。 珍しくキッチリした喪服で、手には菊の花と水の入った手桶。 毎年恒例となった行事なので、特に迷うことも無くすいすいと目的の墓の前へ。 墓前に立つと、手に持った荷物を置いて手を合わせて目を閉じる。 彼女の墓を前にキミは思い出す。 >soujyuGM< 彼女が、最後に残した言葉を。 >soujyuGM<     >soujyuGM< ――――5年前の事だ。 >soujyuGM<     >soujyuGM< 致命傷を受け、担架の上に横たわる少女。 汗でべっとり濡れた栗色のウェーブがかったセミロングの髪。 >soujyuGM< 血に染まった制服に身を包んだ、小柄な体。 出血の止まらない腹部を苦しげに押さえながら、それでもいつもと同じ明るい笑みを浮かべていた。 >soujyuGM< すぐに消えてしまいそうな……儚げな笑みだったが。 もう助からないと悟っているのだろう。表情は意外に穏やかだ。 病院に運ばれたものの、手の打ちようがなかったのだろう。何の処置もされていなかった。 横に立ってやや憔悴した表情で少女に声をかける。「・・・しっかりしろ、大丈夫だ。必ず助かる!」 とは言え、自分の経験が語っていた。彼女は助からない、と。それでも――その可能性を自ら否定するなどということはしたくなかった。 >soujyuGM< 優夜「……せんせい?おねがいがあるんです。聞いてもらえませんか?」にこり、と笑いかける。 23歳、念願かなって教師になって初めて持った教え子。血に塗れた彼女の手を取り。「・・・ああ、何でも言え。」 >soujyuGM< 優夜「お父さんの事、助けてあげてください」 >soujyuGM< 優夜「わたしが死んじゃったら、きっとお父さんすごく悲しんじゃうから」時折、苦しげに顔をしかめる。 「・・・駄目だ、それなら死ぬな! 生きて・・・自分でお父さんに会え!」 >soujyuGM< 優夜「……『約束』、してくれないんですか?」少しだけ哀しそうな顔で、問い返す。 自分の命の灯火が消えそうなこの状況でまだ他人を案じるのかと、そして何故そんな娘が理不尽に未来を奪われねばならないのかと。やるせない思いをかみ締めながら、搾り出すように、しかしはっきりと。 「わかった、約束する。・・・可愛い生徒の頼みだからな。」 優夜「ありがとう……先……せい……」 >soujyuGM< 風太郎の答えに安心しきったのか、優夜は眠るように目を閉じ…… 「・・・っ! 榊、榊っ! くそっ・・・! 何でだ、何で・・・!」 >soujyuGM<     >soujyuGM< 「……先生?鈴木先生?」 後ろから声をかけられ、我に返る。 夢から醒め、振りかえる。できるだけ平静な表情を心掛け。 振り返ると、そこに立っていたのは一人の男。 >soujyuGM< 榊薙定――優夜の父親だ。 頭を下げ、一言。これも毎年恒例となった行事の一つだが。「ご無沙汰してます、榊さん。」 >soujyuGM< 薙定「ええ。お久しぶりですね、先生」ぎこちない笑みを返す。 同じく笑みを浮かべ場所を譲る。どれだけ笑えているかは疑問ではあるが。 >soujyuGM< 風太郎と薙定は、毎年この日に墓参りをしていた。 例年通り、蝉の声が耳に響く。 >soujyuGM< 花束を供え、墓前で手を合わせる薙定。 その背中が、やけに小さく見えた。 >soujyuGM< 薙定「今日は娘に報告があって……。ようやく、娘の無念を晴らせそうなんです」おもむろに、口を開く。 「ということは、犯人が?」 >soujyuGM< 薙定「……ええ。今、二重市を騒がせているドラッグ事件。その背後に娘を殺した犯人がいるようなんですよ」 風太郎に背を向けたまま、淡々と語る。 「・・・そうですか。ですが、余り無理はなさらないようにしてください。あなたに何かあれば、娘さんも悲しむでしょう。」 薙定「大丈夫。自分の限界は、わきまえているつもりです」やはり、どこかぎこちない笑みだ。 >soujyuGM< 彼の時間は、5年前に止まったままなのかもしれない。 その様子に一抹の不安を覚え、同時に彼女との“約束”を思い出す。果たしてどうすれば、彼を救えるのかと。 「その、事件と言うのは一体? ああ、部外者に話せることではないかもしれませんが。」 薙定「どうやら、服用者を凶暴化させるドラッグを流通させているらしいですよ。これ以上のことは、ちょっと」苦笑いを浮かべながらも、律儀に話してくれた。 「いえ、こちらこそ立ち入ったことをお聞きして申し訳無い。」後でUGNに当たってみるか、などと考えつつ。 薙定「いえ、お気になさらず。……さて、そろそろ私は失礼します。では」 >soujyuGM< 小さく会釈をして、薙定は去っていった。 ぎらぎらと照りつける太陽。うるさくがなり立てる蝉達。 かがみこむと、手桶から水を墓石にかけて洗い始める。おそらく自分も彼と同じで、五年間足踏みをしたままなのだろうと考えながら。 しかし、キミ達の心は。 >soujyuGM< 未だ、凍り付いているのだろう。 「まだ新米教師のままの俺が、他人を救うなんて大それたことができるのか。」一人ごちる。 墓石を擦る手に力を込め。「――だが、それでも俺は約束した。生徒との約束は果たさないとな。・・・教師の沽券に関わる。」 照り付ける夏の太陽の下。ひょっとしたら、凍り付いていた去年までとは違う時間が――流れ始めたのかもしれない。 ■オープニング「過去の因縁」SP:”無慈悲なる12時の鐘” 天城 美鈴 登場:不可■ #1d10+32[登場] Misuzu:1d10=(10)=10+32=42 >soujyuGM<   >soujyuGM< キミは部下から上がってきた報告書を読み、そこにあった一つのコードネームに驚いた。 >soujyuGM< “ベヒーモス”――キミがかつて処理しようと数々の手を尽くし、処理できなかったオーヴァードの名だ。 >soujyuGM< 隣にある二重市で起こっているドラッグ事件に関する報告書なのだが。……何故、この名前が? 「――――」 >soujyuGM< #隣にある、は削除で。 >soujyuGM< 海美「二重市で出回っているアクセル・ドラッグと呼ばれる薬物は、服用者をオーヴァード化させるもののようですね」 ぺらりぺらりと書類をめくる 「そうですか・・・今の二重市の管轄は?」 >soujyuGM< 海美「ドラッグをばら撒いているのは、かつて黒巣市で猛威を振るった“ベヒーモス”。FHと接触し、エージェントとして動いているようです」 >soujyuGM< 海美「管轄、ですか……」何か考え込むような顔。 「ファルスハーツ…と接触・・・」昔を回顧。 また一枚一枚と書類を重ねる。コツコツと指で机を叩き。 >soujyuGM< 海美「……そうですね、報告の続きがありますのでその後にお話します」ぺらり、と書類をめくる。 ”ベヒーモス”を想起する。 「お願いします」 >soujyuGM< 海美「このドラッグを精製した工場は先日、二重市のエージェント達が壊滅に成功しています。製造を指示していた“ディアボロス”も同時に撃退済、あとは二重市中に出回っているドラッグの処理をすればいいだけです」 >soujyuGM< 海美「ただ、このドラッグの処理に追われて“ベヒーモス”本体の捕縛までは人員が回らないようですね」 「…………………ふむ」 >soujyuGM< 海美「“ベヒーモス”が気になるのですか、お嬢様?」報告書をファイルにしまいながら、問い掛ける。 「はい。だから二重市の管轄…支部長は誰かと海美さんに聞いたのです。連絡したい事もありますし」思ったまま率直に言う。 ああ。このような事をしていては教官にしれたら何を言われるやら、と心の中で溜息をつく。 >soujyuGM< 海美「ああ。二重市の支部長なら」報告書の最後のページを見せる。 >soujyuGM< 現場にのこのこ捜査へ向かって“ベヒーモス”と交戦、負傷。現在、入院中。 >soujyuGM< そう書かれていた。 「………」 コツンと音がして指が止まった >soujyuGM< 海美「『支部長代理』としてならば。捜査に向かえそうですね、お嬢様?」 >soujyuGM< ※現場で捜査中“ベヒーモス”と交戦、負傷。現在、入院中。 に書き換えておこう(滅) 「………今の立場とまったく変わりませんね」心の中だけでなく現実として溜息をつく 「海美さん。申し訳ありませんが・・・」必要書類を書いて手渡す >soujyuGM< 海美「了解しました、取り次いでおきますね」書類を受け取り、踵を返す。 そっと手を見て 引き出しの奥から二丁の銃を持って 部屋を後にする >soujyuGM<   >soujyuGM< ベヒーモスがかつて姿を消し、何故今になって再び姿を現したのかはわからない。 >soujyuGM< だが、今回こそヤツとの因縁に決着をつける時だ。 >soujyuGM<   シナリオロイス:”ベヒーモス” □有為 ■憤懣 →過去の因縁。 ■オープニング「破滅の足音」SP:“A.G”梧桐 亜樹 登場:不可■ #1d10+33 Aki_G:1d10=(8)=8+33=41 殺る気だ。(;´Д`) >soujyuGM<   >soujyuGM< 二重市市街地、裏路地。 >soujyuGM< 血走った目をした若者達が奇声を発しながら飛び掛ってくる。 >soujyuGM< 全員、アクセル・ドラッグによって正気を失った人間だ。 「…締め上げろ。有益な情報を吐くとは思えんが、灸を据えてやらねばなるまい」 >soujyuGM< 部下「発砲は?」 「構わん。骨の一本や二本を叩き折ってもいい」 >soujyuGM< 弾を撃ち尽くすまで発砲する部下達。 >soujyuGM< しかし、弾が当たっても中毒者達は歩みを止めない。 >soujyuGM< 部下「くそ、銃弾が当たっても倒れないなんて!」 >soujyuGM< この場にいるのは大量の中毒者、そしてわずかばかりの部下。 >soujyuGM< 圧倒的に不利だ。 「弾も効かん、か。ならば―」きゅ、と手袋を締め直して。 「私がやる。お前たちは下がれ―巻き込まれたいなら止めないが」 …あー、オーヴァードだってことは知られてていいんだろうか。(笑) >soujyuGM< 知って(ることにし)ます。直属の部下なんで(笑) ぉぅぃぇー。(笑) >soujyuGM< 後ろに下がる部下達。 「さて―お前たちが何処の誰かはどうでもいい。薬物に手を出した経緯も、後ほどじっくり調べてやる」 手近な壁に手を沿え。 「今はただ―私に出会った不幸を呪え」手を添えた壁が、一瞬にして純銀へと変化。それは壁から地面へと伝わり。 中毒者たちの全身に絡みつく、銀の鎖と化す。 >soujyuGM< 絡みついた鎖を引きちぎろうとする中毒者。 >soujyuGM< 無駄だとわかると、突然雄叫びを上げる。同時に、中毒者から獣のような耳や尻尾が生えてくる。 「諦めろ。化物を戒める天の鎖―貴様等如きにはどうにもできん」ぐ、と空いた手を握り込む。それに連動するように、戒めが強まる。 >soujyuGM< 徐々に変異していく中毒者達。 >soujyuGM< しかし、突然痙攣したかと思うとそのまま倒れ伏してしまった。 「…まだ殺すには至らないはずだが」戒めを解く。銀色に輝いていた壁面も、コンクリートの鈍い冷たさを残すのみ。 >soujyuGM< ぴくりとも動かないね。 近寄って脈を取ってみる。ピッ、ピッ、ピッ、ピッ…。(何) >soujyuGM< 脈が無い。既に事切れているようだ。 ピー。(;´Д`) >soujyuGM< 部下「……死んだ?一体どうなってやがるんだ……!」部下達も困惑を隠しきれないようだ。 「分からん…が。“アクセル”…ただのドラッグではないことはよく分かった」すっくと立ち上がり。 >soujyuGM<   >soujyuGM< 『倉庫街と郊外の住宅地でアクセル・ドラッグ中毒者による暴動が発生。至急、現場に急行してください』 >soujyuGM< ざらついた、警察無線の音声。 「…一時も休まらんな。後始末を頼む。現場には私が向う」 >soujyuGM< 部下「了解しました。警視、お気を付けて」敬礼。 部下に軽く手を挙げ、車を出す。警察無線をBGMに、苦々しく唇を歪め。 「―場合によってはあの男の協力も仰がねばならんか。美鈴に連絡が付けば最上だが―」 アクセルを踏み込み、街を駆け抜ける。以上でー。 >soujyuGM<   >soujyuGM<   >soujyuGM< おつー。 ういー、お疲れですー、遅くまですみませぬ というわけで1日目?終了でー お疲れさまでしたー >soujyuGM< で、そろそろ寝ていいかのう。今日も仕事(ぁ) 重ね重ね申し訳無いです、お休みなさいまし。 >soujyuGM< でもって、ぎわさんが落ちてくれないんだがどうすればいいだろう(待て) うーん・・・どうしますかね(何 申し訳ない、どうぞお休みになってくださいまし(滅) まあ、蹴りでいいのでは? >soujyuGM< ちょっとなるとわたしておくんで、ぎわさんに連絡ヨロシク。 >soujyuGM< いや、蹴っても戻ってこられるので。 うお あ、はいな giwa0 was kicked off from #蒼羊_DX by soujyuGM (終わりなんですがー) *** giwa0 has joined channel #蒼羊_DX なるほど(何 >soujyuGM< こんな感じで(あう) >soujyuGM< ではー。 ほんとだ(何) >soujyuGM< 流石にぎわさんがROMから回復するまで起きてられんのです(ぁ) >soujyuGM< ではよろしくー >soujyuGM< では、PC1からミドル始めますー。 >soujyuGM< 準備OK? OK。 OKですわー。 OKで。 ■ミドル「過去と悲嘆」SP:"鉄の纏い手" 早坂 章雄 登場:不可■ #1d10 hayasaka:1d10=(4)=4 36%です。 >soujyuGM<   >soujyuGM< 章雄は薙定の運転する車に乗り、二重市市街へと移動していた。 >soujyuGM< キミがまだ刑事だった頃は、よく彼の運転する車に乗って現場を巡ったものだ。 >soujyuGM< そんな風に過去を懐かしんでいると、薙定が隣でぽつりぽつりと話し始めた。 >soujyuGM< 薙定「お前とこうして捜査していると、昔を思い出すよ。俺達は最高のコンビだった」 >soujyuGM< 失われた5年前の日々を思い返し、寂しげな笑みを浮かべる薙定。 「なんだ、急に。昔を懐かしむような柄じゃねえだろう?」同じく昔を懐かしみながらも、照れ隠しに苦笑いを >soujyuGM< 薙定「すまん、少し感傷的になってしまった。……どれほど嘆いても、失ったものは戻ってこないのにな」 「・・・確かにな。」窓の外に目を向けながら「・・・だが、ケリはつけなきゃならねえ。」 >soujyuGM< 薙定「……ああ、そうだな。その通りだ。お前もあの時の怪我で、現役を退かなければいけなくなったんだったか」目の前をしっかり見据えながら、答える。 >soujyuGM<   >soujyuGM< 『繁華街、私鉄二重市駅双方で暴動が発生。至急、現場に急行してください』 >soujyuGM< 静寂を破る、警察無線の音。 >soujyuGM< 薙定「こちら、榊。了解した。これより現場に向かう。……早坂、繁華街の方を頼む。俺は私鉄二重市駅だ」 「・・・ああ。その事だが・・」何かを榊に聞こうとした瞬間、無線が入る。 榊の指示に頷きながら「・・・解った。任せておけ。」 >soujyuGM< 薙定「ああ、頼んだぞ」おもむろにブレーキを踏み、停車させる。 車から降りようとしたが、少し立ち止まって「・・・榊。無茶はするんじゃねえぞ」と声を掛ける。 >soujyuGM< 薙定「ああ。お前もな」あの頃と同じ台詞、同じ仕草。 >soujyuGM< ふと。ダッシュボードの上へ無造作に置かれている、5年前の写真が視界に入った。 >soujyuGM< あの頃の章雄達を写した写真だ。 >soujyuGM< 今では、少し褪せて見える。 写真を見やり、少し顔をしかめる。「・・・また、後でな。」ゆっくりと車外に降り、車のドアを閉める。 >soujyuGM< 過去を振り切るように薙定が二重市駅へと向かう。 >soujyuGM< 章雄もまた、繁華街への現場へと走り出した。 ■ミドル「接触」SP:“疾風”鈴木風太郎 登場:"鉄の纏い手" 早坂 章雄 自動登場。(出来れば全員)■ #1d10+43 登場ー Futaro:1d10=(4)=4+43=47 #1d10+41 タイミングは見計らいますが、登場予定。 Aki_G:1d10=(8)=8+41=49 #1D10+36 登場ですー hayasaka:1d10=(10)=10+36=46 >soujyuGM<   >soujyuGM< 風太郎は薙定から聞いた話とUGNから得た情報をもとにアクセル・ドラッグを追い、繁華街でドラッグ中毒者の起こした暴動に巻き込まれた。 >soujyuGM< 目の前では、刑事とドラッグ中毒者が激しくぶつかり合っている。 では煙草を咥えたまま、手当たり次第暴れてる連中を叩きのめすと言うことで(何 「いい年こいた大人が、人の迷惑も顧みず暴れてんじゃねえ!」 >soujyuGM< キミにとっては中毒者など雑魚同然だ、ばたばたと薙ぎ倒される。 振り上げられる風太郎の拳。そこへ、地面から伸びた銀の鎖が絡みつく。 刑事に混じって中毒者を適当にねじ伏せていきます。 腕を鎖で絡め取られる。「・・・オーヴァードか。」 「教職にある者が何をしている、鈴木。犯罪者を殴るのは結構だが―私の部下との見分けくらいはつけてもらわねば困る」 「・・・梧桐さんか、とりあえず鎖ほどいてくれると助かるんだが。」 「お前はこうでもせんと暴走しがちだからな。―まずは蹴散らすぞ。その後―」じゃらり。戒めを解く。 「―あの男に接触する」視線の先には、早坂。 「あっれー、俺のが年上だよなぁ確か・・・なんで俺がたしなめられてんだ教師なのに・・・」ぶつくさ言いながら、煙草に火を点ける。 「あのおっさんが、何か? 俺には刑事というか、場末のラーメン屋のおっさんにしか見えないんだが。」ふーっと煙を吐きながら梧桐に(何 「早坂章雄―元刑事だ。そして―」 「・・・!?何モンだ・・・?」オーヴァードの存在を察知し、一瞬警戒しながらも、中毒者を抑える事に専念する。 「数年前。この騒ぎの原因であるドラッグの捜査に関わっていた男でもある」 *** marea has joined channel #蒼羊_DX >soujyuGM< 突如展開される、濃密な《ワーディング》。 >soujyuGM< 一般人はその場に倒れ伏し、中毒者は衝動に苦しみ始めた。 気を引き締め周囲を警戒する。「・・・新手か。」 >soujyuGM<   >soujyuGM< ずしり。重い足音。 >soujyuGM< 現れたのは、黒い『悪魔』。 「こいつは・・・!」ワーディングの気配に、警戒を強める。 「―何だ。あの化物は」眉根を寄せる。 「こりゃ、中々歯ごたえがありそうなヤツが出てきたな・・・」頭をがしがしと掻き。 「野郎・・・もうおいでなすったか・・・・!!」額に汗を浮かべながら呟く。 #1d10+42[登場] Misuzu:1d10=(5)=5+42=47 >soujyuGM< 章雄と美鈴にとって、忘れられないその姿。 >soujyuGM< ────“ベヒーモス”だ。 >soujyuGM< “ベヒーモス”は足元にいた一般人を踏み潰し、衝動に喘ぐ中毒者達をまとめて薙ぎ払った。 タンと静かな銃声を一つ伴って 物陰より現れる 牽制するように再び二丁の拳銃で”ベヒーモス”に向けて発砲 オーヴァードの所まで後退する 「お互い妙な場所で出会うものだな。お前も私も、この街は管轄外のはずだが」 きゅ、と手袋を締め直し。 「手前ぇ・・・!」その冷酷さに憤りを感じて飛び出そうとした瞬間、銃声が響く。「アンタは・・・UGNの?」 「運命は信じたくないですね。…お久しぶりです。先輩」小さく笑って >soujyuGM< ベヒーモス「ルゥアアアア!」 「あーっと、確か黒巣の支部長さんだったっけか? まあ、細かい話は後にしたほうがよさそうだが。」 >soujyuGM< 死をばら撒くケモノが、咆哮する。 「動けるのはこの4人か。場所も最悪だが」 さらに一歩下がって「退きましょう。場が悪すぎる」 「…何よりも相手が最悪のようだ」 >soujyuGM< 薙ぎ払われた犠牲者の傷跡。……優夜に付けられた傷跡と同じだ、と風太郎は気付いた。 吼える獣に、ゆっくりと歩み寄る。「・・・そうはいかないな。生憎、俺はこいつに用がある。」 UGN支部長の言葉に軽く頷く。 「…足止めは出来るか、鈴木。一撃食らわせて離脱するぞ。今戦えば、犬死にだ」 建物の物陰に入り、状況を認識。退路を確認する。梧桐に目線を。 美鈴に頷きを返す。 「足止め? いいや、こいつは・・・ここで叩き潰す!」一つ吼えると踏み込み、右拳をベヒーモスの腹部に叩きこむ。 >soujyuGM< その一撃をまともに喰らい、揺らぐ“ベヒーモス”。 >soujyuGM< だが、まだ倒れる様子は無い。 「まだだっ、あいつの痛みと苦しみはこんなもんじゃなかった!」さらに吼え、続いて神速の左拳を叩きこむ。 「…ええい、莫迦者が!」舌打ち一つ。腕を一振り。銀鎖を錬成、せめて目晦ましにとでも“化物”に打ち込む。 >soujyuGM< ケモノは亜樹の攻撃を防いだ後、反撃しようとはせず何処かへ歩み去っていく。 >soujyuGM< 鈍重そうな外見とは裏腹に、なかなか素早いヤツだ。 「チッ・・・!」目まぐるしく動く状況に舌打ちをしながら、鈴木の後を追う。 「逃がすかっ!」冷静さを欠いたまま、後ろを向けて歩み去ろうとする化け物に追いすがり、拳を叩きこもうとする、が!。 リロード。カシャリと音を周囲に響かせる。 >soujyuGM< 振り向き、風太郎に攻撃を叩き込む。攻撃の威力、速度共に並のオーヴァード以上のものだ。 「っがっ!」咄嗟に右腕で受け止めるが、衝撃を支えきれずに壁にたたきつけられ、崩れ落ちる。 激突したコンクリートの破片と共に、自らの血の海にべしゃりと倒れこむ。「くそったれ・・・」 >soujyuGM< 再び、歩み去ろうとする“ベヒーモス”。積極的に交戦する意志はなさそうだ。 吹き飛ばされた鈴木を横目に見る。「先走りやがって・・・!」ベヒーモスと鈴木の間に割り込むように走りこむ。 「だから退くと言ったのだ…! …美鈴!」じゃらり。右腕の鎖を風太郎へ、左腕の鎖を章雄へ伸ばす。 「退きますよ」倒れた鈴木の傍に立って目を閉じて呟く。ベヒーモスには右手の拳銃を向ける。 昏倒しているらしく返事は無い。攻撃を受け止めた右腕は骨折したのか、だらりと垂れ下がったまま。 >soujyuGM< “ベヒーモス”はそのまま去っていく。向けられた拳銃を気にする様子はない。 風太郎の全身に絡みつく銀鎖。女の、しかも片腕だと言うのにその体を易々と吊り上げ。 「早坂章雄。貴方にも来てもらいたい―ドラッグに縁のあった元刑事として、貴方の力が必要だ」 右手からブレードを出して追い縋るが、追いつけない。「待ちやがれ!キサマには聞きたいことが山ほどあるんだよっ!・・・クソッ!」 「……」そっと銃を下ろして血に染まった街を見る。 更に追い縋ろうとするが、鎖に留められる。「・・・・アンタは?」梧桐を見やりながら。 >soujyuGM< 美鈴の携帯から、無機質な携帯の着信音が聞こえてくる。 「UGN二重市支部長代理としてもお願いいたします。事態の収拾に貴方達の力が必要です」 「梧桐亜樹、黒巣市の警察組織を預かる者だ。貴方の遠い後輩、ということになる」 携帯のアラーム音を感知し、手に取る。 「コード・”無慈悲なる12時の鐘”」 >soujyuGM< 海美『先程、そちらに“ベヒーモス”が現れたそうですね。ご無事ですか、お嬢様?』 >soujyuGM< 海美『こちらも数十分前に交戦、残念ながら取り逃がしております』 「ふん。エリートさんのお出ましか。」梧桐の様子に、階級の高さを感じとったのか。少し不機嫌そうに返す。 >soujyuGM< キミ達と交戦する前に、別の場所にも現れたらしい。どうやら、犠牲者の搬送や治療などで連絡が遅くなったようだ。 「……はい。私は無事です……でも」”無慈悲なる12時の鐘”の仮面は剥がれ、天城美鈴に。周囲を見渡して 「―そのようなことに拘っている状況ではないと判断する。ただのドラッグ騒ぎではなくなった以上―警察だけでは抑えきれない」同じく、周囲の惨状を見渡す。 「また後手になったようです。これから事態の収拾に移ります。申し訳ありませんが、例の件の事、引き続きお願いいたします」と海美に返す >soujyuGM< 海美『ええ、了解しました。お嬢様もお気をつけて』着信が切れ、無機質な音が響く。 「解ってるさ。ちょいと昔を思い出して胸クソ悪くなっただけだ。」同じく周囲を見渡し、顔をしかめる。 しばらく携帯を見つめ 「それでは皆様協力願えますか。場所を移しましょう。ここにいても出来る事は少ない」酷く淡白に言ってのける 「ああ。この男の治療もせねばなるまい―」まあ、軽く《ヒール》で応急処置はしつつ。ずーるずーる。(笑)<風太郎 天城の言葉に頷き「構わんさ。どうせどこかでUGNが絡んでくるとは思ってたからな・・・」 ずーるずーる引きずられる(何 「UGN黒巣市支部長代理・二重支部長代理 天城 美鈴と言います。改めてよろしくお願いします」惨状を少し見て。悲しそうに。少しだけ虚勢で。微笑う。 ■ミドル「死をばら撒くケモノ」SP:“A.G”梧桐 亜樹 登場:全員■ #1d10+49 Aki_G:1d10=(10)=10+49=59 #1d10+47[登場] Misuzu:1d10=(3)=3+47=50 #1d10+46 hayasaka:1d10=(5)=5+46=51 #1d10+47 Futaro:1d10=(4)=4+47=51 >soujyuGM<   >soujyuGM< UGN二重市支部、支部長室。 >soujyuGM< ここで、今まで手に入った情報を整理する事にした。 「さて」 >soujyuGM< こうしている間にも、どんどん犠牲者は増えていく。 >soujyuGM< 早急に、この事件を解決せねばなるまい。 「…手酷くやられたものだな。部下も随分と使い物にならなくなった」 「ええ」 淡々と。”犠牲”について返す。 体のあちこちに包帯を巻いて、憮然とした顔で煙草を咥えている。「・・・すまん、一つ聞くがここは禁煙か。」(何 >soujyuGM< では、調査可能な情報を提示します。 「…どうだったかな。美鈴のところは禁煙だったと記憶しているが」ジッポをカチカチ。 「灰皿はありますが。身体に悪いです、と忠告はします」そっと差し出し >soujyuGM<   >soujyuGM< 5年前の事件について >soujyuGM< <情報:UGN、警察>6、10 >soujyuGM<   >soujyuGM< ベヒーモスについて >soujyuGM< <情報:UGN、裏社会>6 >soujyuGM<   >soujyuGM< アクセル・ドラッグについて >soujyuGM< <情報:二重市、噂話>8 >soujyuGM< 今の所は以上で。 では、5年前の事件についてリサーチを。 #4r10+1 <情報:警察1> コネ込み Aki_G:4r10=(4,1,10,1)=Critical!! Aki_G:1r10=(5)=5+10=15+1=16 16、と出ました。 ではきっぱり一個振りですがアクセル・ドラッグについて。 #1D10+1 Futaro:1d10=(6)=6+1=7 「そもそもアクセルドラッグというのはどのような物なのでしょうか。亜樹せんぱ…梧桐さん」支部長室にあった回線を開きつつ では自分はベヒーモスについて。 100円ライターで煙草に火を点けつつ。「正直、あんまりその手の噂とかには詳しくないんだが。」 「服用量が少なければ幸福感、身体能力の向上等、普通のドラッグと言って差し支えないが―」 #8r10+1[UGN・コネ含む] Misuzu:8r10=(7,8,1,9,1,2,7,6)=9+1=10 10で。 「一定のリミットを越えるか服用者の意志かで、半ば獣化するような効果も見られた」 二個振りでドラッグについて振ります。技能なしです。 #2r10 hayasaka:2r10=(7+4)=7 「詳しくは鑑識の結果待ちだが…こういうものは、意外と年の功が役立つものでな」 窓を開け、外に向かって煙を吐きながら。「そう言えば、先ほどの《ワーディング》の最中も中毒者は少し様子が違ったような印象だったな。」 >soujyuGM< では、情報を提示します。 ちらり、と早坂に視線。 >soujyuGM<   >soujyuGM< 5年前の事件について >soujyuGM< "鉄の纏い手" 早坂 章雄と榊薙定が捜査していた事件。裏でFHが絡んでいた事件であり、 >soujyuGM< ベヒーモスが初めて目撃された事件でもある。 >soujyuGM< 捜査の途中、事件の真相に近付きすぎた榊薙定が娘の優夜と共に犯罪組織に誘拐されている。 >soujyuGM< 章雄、薙定は無事保護されたが、優夜はその時に出現したベヒーモスによって殺されてしまった。 >soujyuGM< 薙定と優夜の誘拐には“ディアボロス”春日恭二が関わっていたようだ。 >soujyuGM<   >soujyuGM< 何故か、倒れていた章雄と優夜の上に夥しい血液がぶちまけられていたらしい。 >soujyuGM< 血液からは高い濃度のレネゲイドウイルスが検出された。“ベヒーモス”の血だったのではないかと思われる。 >soujyuGM< ※5年前の事件について、追記。 >soujyuGM< この時、章雄は致命傷を負っていたためその場にいたUGNのスタッフがエフェクトで治療を施したらしい。 >soujyuGM< が、覚醒の原因は未だにはっきりしないのだそうだ。 >soujyuGM< 以上。 >soujyuGM<   >soujyuGM< ベヒーモスについて >soujyuGM< FHエージェント。春日恭二と組んでアクセル・ドラッグをばら撒いている。 >soujyuGM< UGNと警察の厳重な捜索網から逃れながら、現在もドラッグをばら撒き続けている。 >soujyuGM< 自分のばら撒いたドラッグによってオーヴァード化、ジャーム化したものを殺している。 >soujyuGM< なぜ、そのようなことをしているのかは不明。 >soujyuGM<   「では――――」カタンとキーボードを叩く。 《知識の泉/天性のひらめき》使用。侵食率56に。 #10r8+0[噂話] Misuzu:10r10=(3,4,6,4,6,3,3,1,1,8)=Critical!! Misuzu:1r10=(1)=1+10=11+0=11 まぁ超えた。11で。 >soujyuGM< では。 >soujyuGM<   >soujyuGM< アクセル・ドラッグについて >soujyuGM< 安価で大量にばら撒かれているカプセル状のドラッグ。 >soujyuGM< 服用者を極度の興奮状態に陥らせる効果がある。 >soujyuGM< オーヴァードの血液から精製された薬品のようで、服用者が適応すればオーヴァードに変容させる効果があるようだ。 >soujyuGM< ただし、適応出来なければジャーム化、最悪死亡してしまう。 >soujyuGM< FHの工場で精製されていたが、既に二重市支部のメンバーにより工場が破壊された。 >soujyuGM< 現存するドラッグを処理すれば対処出来るだろう。 >soujyuGM<   >soujyuGM< 追加で、調査可能な情報。 >soujyuGM<   >soujyuGM< 春日恭二について >soujyuGM< <情報:UGN、裏社会>6 まぁ素振りで。 同じく、素で振ってみよう。 #8r10+1[コネ含みUGN] Misuzu:8r10=(1,5,8,2,8,1,9,7)=9+1=10 #2r10 Aki_G:2r10=(3,7)=7 >soujyuGM< どちらにしてもOKですな、では。 >soujyuGM<   >soujyuGM< 春日恭二について >soujyuGM< アクセル・ドラッグ精製工場を潰され、現在は二重市でベヒーモスと共に残ったドラッグをばら撒いている。 >soujyuGM< ベヒーモスがやっていることは黙認している。 >soujyuGM< というよりは、ドラッグをばら撒いた後のことはベヒーモスに任せているようだ。 >soujyuGM< ベヒーモスの行動を黙認しているのは信頼からではなく、その仲が険悪な為。連携はほぼなく、互いに勝手に行動している。 >soujyuGM< 二重内の倉庫街に点在する、放棄された倉庫の一つを活動拠点にしているようだ。 >soujyuGM< 以上。 >soujyuGM<   「5年前も今回も、あの男が関わっている…か」 「情報整理すると…そうなりますね」 「不明なのがベヒーモスの行動指針ですね。現状では」こんと机を叩き 「…吐かせるか。連携を取っていないとはいえ、相手の行動―その発端だけでも知らねば潜伏もできまい」 「自分でドラッグをばら撒いておいて、それによって発症した相手を殺す、ね。」 「自分の撒いたドラッグにて変化した者を自分で倒す。…つまりは不可解な点はそこです」 「五年前の件にしても解らない点が多すぎる。何故当事者の薙定さんだけではなく、娘の優夜までも誘拐されなければならなかったんだ?」 「手っ取り早いのはディアボロスに聞く事ですね。方法のまず一つとして」 「そして、殺されたのも彼女だけだ。」灰皿に吸殻を放りこむと、再び煙草に火を点ける。 しばらく思案していたが、ようやく重い口を開く。「その話だが。・・・・今の話で気になった点が一つある。」 「はい。どうぞ」 「…ふむ?」メンソールの煙草に火をつけ。 梧桐に視線を向け「あの時・・・俺と優ちゃん・・・榊薙定の娘の事だが・・・の上に、血がぶちまけられていた、って話だったな?」 「…貴方たちが倒れた後、“ベヒーモス”が深手を負った…ということになる、か」 「そいつは違う。・・・俺は見たんだ。奴が、奴自身の身体に爪を突き立てている所をな。」 「……」 「解せんな。勝利者の行動ではない―自傷癖でも、無い限りは」 無意識に煙草を求める。 梧桐に視線を向けたまま「・・・もう一つ。直接関係ない話なんだが・・・あの事件の時、榊・・・榊薙定は、どこにいた?」 ケースから一本取って美鈴に渡し。しゅぼ、とジッポに火を入れる。 「―有耶無耶にされている。こういうことを貴方の前で言って良いのかは分からないが―」 「・・・・・・・」 「当時の上層部は、あの事件を不祥事として扱ったらしい。刑事が誘拐されその娘が殺されたとなると、警察の威信に関わると…そう思ったのだろう」 *** marea is now known as mareAWY 一つ。深く溜息をついて。「・・・・そうか。解った。答え辛いことを聞いてすまんな」そう言うとシャツの胸ポケットからマイセンを取り出し、火をつける。 >soujyuGM< 亜樹との会話を終えた直後、章雄の携帯に連絡が入る。 「いや…普段偉そうにほざいていて、いざとなると市民を守ることもできんとはな。情けない、の一言では済まされん思いだ」フィルター近くまで燃え尽きた煙草を灰皿に。 火を付けたばかりのマイセンを灰皿に押しつけ、電話に出る。 >soujyuGM< 薙定『俺だ。今は繁華街の喫茶店にいる。そこで情報の整理をしたいんだが、構わんか?』 言葉も無く。拳を握る。 表情は動かさず、再び煙草に火を点ける。 「・・・榊か。・・・ああ、解った。すぐに向かう」先ほどと変わらぬ様子で答える。 煙草の煙をそっと吐き出す。苛立ちを吐き出すように 勢い良く煙を吐き出し。「まあ、腐っていてもしょうがない。出来ることをやろう。」 >soujyuGM< 薙定『そうか、ではまた後でな』短く答えた後、着信を切った。 「…榊刑事が、来ているのか」 携帯を仕舞い、席を立ちながら「すまねえが呼び出しだ。失礼させてもらうぜ。」 梧桐を見やりながら「・・・ああ。奴には既に手助けを頼まれてるんでな。」 こくりと頷く。 「榊さんが無茶をしないように頼まれてくれませんか。・・・どうも不安で。」と早坂に。 「…早坂刑事」あえて、かつての立場の名で呼び止める。 ふん、と笑いながら「誰に聞いてるんだ?奴とは長い付き合いなんだぜ?」と鈴木に返す。 「・・・・なんでしょう、梧桐警視」梧桐に習い、かつての口調で返す。 「すまない。貴方の思いを―思い出を、利用することになってしまった」どういった表情をすればいいか分からない、といった雰囲気。 「間違ったことはしていないと、私は信じている。しかし―正しいやりかたであったかどうか、分からない」 「アンタが謝る事はないさ。アンタはアンタの仕事をやってるだけだ。」諭すように答える。 「・・・それに、いつまでも逃げる事などできんさ。」自嘲的に笑う。 「…強いな、貴方は」ふ、と。寂しげに笑みを浮かべて。 カタンとキーボードを叩き。一息吐く。 「ではお願いします。事件解決の取っ掛かりの一つだと思いますので」 出て行く早坂に。 ■トリガー「絶望」SP:"鉄の纏い手" 早坂 章雄 登場:後述■ #1D10+51 hayasaka:1d10=(5)=5+51=56 >soujyuGM<   >soujyuGM< 薙定「……そうか、そこまで調べたんだな」 >soujyuGM< 繁華街にある喫茶店。 >soujyuGM< 章雄は現在わかっていることを整頓するため、薙定と話し合っていた。 目の前にあるブラックのコーヒーを喉に流し込む。「ああ。そっちはどうなんだ?」 >soujyuGM< 薙定「あまり芳しくないな。アジトが繁華街の何処かにあるらしい、という事くらいしかわからなかった」ほぼ同じタイミングで、ブラックコーヒーを飲む。 「・・・アジトか。そいつは足で洗い出すしかねえな」 >soujyuGM< 薙定「……ああ。お前の得意分野だろう?」薄く笑う。 にやりと笑う。「それしか能がねえだけさ。・・・裏取りは頼むぜ?」 >soujyuGM< 薙定「ああ、心得た」 >soujyuGM<   >soujyuGM< 目の前の薙定は、刑事としての使命に燃えているように見える。 >soujyuGM< だが、そんな彼も娘を失った時は酷い状態だった。キミはその時のことを思い出し、意識を過去へと向けた。 >soujyuGM<   >soujyuGM< 5年前。 >soujyuGM< ……あれは、薙定が娘を失った直後。キミが刑事を辞めた時の事だったか。 >soujyuGM< 薙定「俺の、俺のせいだ。俺のせいで娘が……優夜が死んだ……。この罪はどうしたら許される」 >soujyuGM< がん、と署内の壁を殴る薙定。 包帯にまみれた悲惨な姿で、榊を見やる。「榊・・・・すまねえ。俺がもっと早けりゃ・・・」 >soujyuGM< つい数分前。病院から、優夜の死亡を知らせる電話を受けた。 >soujyuGM< 薙定「優夜……優夜……どうしてこんなことに。俺はどうすれば……」 >soujyuGM< 章雄の言葉すら薙定の耳には届かない。 >soujyuGM< 娘を守れなかった無力感に苛まれているのだろう。大柄な彼の背中が、やけに小さく見えた。 お前のせいじゃない、と声を掛けようとしたが、その姿を前に言葉を失う。 >soujyuGM< 重い沈黙が、降りる。 警察という場に似合わない 制服を纏い眼鏡をかけた、お下げの少女がぽつんと現れる。 「・・・?」少女に気付き、声を掛ける。「何か用かい、お嬢ちゃん?すまねえが見ての通り取り込み中でな。受付はあっちだぜ」受付の方角を示す。 「榊 優夜さんの行方不明の件について。昨日においての最終目撃者として。クラスメイトとして。警察に来ました。係りの方はこちらに来るように、と」 重苦しい雰囲気を感じて。大人を見て。押し黙る。 >soujyuGM< と、その時。 >soujyuGM< 会議室のドアを開け、章雄達の上司が出てきた。 >soujyuGM< 上司「今回の事件だが、調査を打ち切る事になった。わかったな?」 >soujyuGM< おもむろに、だが有無を言わせぬ口調で上司はそう言った。 ぺこり、と。そう表現するのがふさわしい会釈を返す。 「……」 年に合わない口ぶりに驚きながらも「・・・そうかい。それじゃ無碍にもできねえやな。話なら俺が聞くよ。」榊を見やりながら答えた所で、上司が入ってくる。 突然の操作打ち切りに耳を疑い、聞き返す。「・・・今、なんて言いました?」 >soujyuGM< ※ごめん、調査じゃなくて捜査だ(滅)<打ち切り >soujyuGM< 上司「捜査を打ち切る、と言ったんだ。これは決定事項だ、大人しく従えばいい。そうすれば、昇進する事も出来るぞ」にやり、と嫌な笑いを浮かべる。 >soujyuGM< 薙定「………」 壁を叩くのを止めて、ただ沈黙するのみ。何を思っているのだろうか。 目を見開いて。ただ沈黙する。なんだろう、これは、と。 上司の笑みを視界に映しながら。少し遅れて「・・・ハッ。ハハハハ。犠牲者がこれだけ出た事件を打ち切る?・・・ご冗談が上手いようで。」目は上司をにらみつけたまま、乾いた笑いを上げる。 正義を体現する筈の警察が。これは。何だと。少女は思う。 >soujyuGM< 上司「仕方ないだろう、組織のメンバーは全員殺害。目撃者ゼロ、生存者は榊のみ。となってはな」これでようやく厄介な事件の捜査を打ち切れる。そう思っているのだろう。 「・・・・そうですか。解りました。」笑いを止め、諦めたような顔で上司に向き直る。 >soujyuGM< 上司「わかればいい。物分りのいい部下は嫌いではないぞ」 次の瞬間、上司の右頬を拳が襲う。「・・・・この組織が、どれだけ腐っちまってるかって事がね・・・!」 >soujyuGM< その拳を受け、吹っ飛ぶ上司。 >soujyuGM< 壁にぶつかり、気絶してしまったようだ。 もう一度目を見開く。 「……」言葉も無く。吹っ飛んだ上司を見る >soujyuGM< 薙定「早坂、お前……」虚ろな表情のまま、早坂の顔をまじまじと見る。 見下した表情で上司を見て、唾を吐く。「・・・ふん、こりゃクビか?ま、別にいいがな」 「榊。」振り返らずに、相棒の名前を呼ぶ。 >soujyuGM< 薙定「……なんだ、早坂」 「悪いが、ここはもう俺の居場所じゃねえらしい。・・・・だが、お前は諦めるな。」 「俺も、忘れはしねえ。」 「………」 >soujyuGM< 薙定「ああ、諦めたりはしない。……ありがとう」微かに微笑む。早坂からは、その表情は見えないのだが。 #1d10+51 こそっと登場(何 Futaro:1d10=(2)=2+51=53 #1d10+56 Misuzu:1d10=(3)=3+56=59 「へっ。」見えなくとも感じ取ったのか、返すように笑って。「ま、心配はしちゃいないがな。」 廊下を歩いてくる、表情は冴えない。「天城、もう証言はいいそうだ。・・・戻ろう、榊にも会ってやってくれ。」と立ち尽くす美鈴に。 「はい。わかりました……あの。刑事さん」連れられて立ち去ろうとして 早坂と榊に振り返り そして榊と早坂に会釈し榊に挨拶する。「榊さん、娘さんの担任の鈴木です。この度は・・・」言葉を続けようとするが続きが出ない。 天城を見やって「・・・ああ。すまねえな。ロクに答えてやれねえで」苦笑いを浮かべながら。 >soujyuGM< 薙定「……」無言のまま、風太郎に向かって会釈する。告げるべき言葉が見つからないのだろう。 「いえ。詳しい事は判りませんし、何が出来る訳でもないですが」一旦区切り  「”私も忘れません”」 少し居た堪れなくなって場を逃げるように去る。迎えに来た担任も置いて。 「彼女は最後まで、貴方のことを心配していました。ですから――負けないで下さい。」と榊に。 >soujyuGM< 薙定「……ええ。ありがとうございます、鈴木先生」短く、そう答えた。 一礼すると、走り去った美鈴の後を追いかける。 その言葉に意表を突かれ、反応が遅れる。「・・・あ、おい」走り去った少女の後ろ姿を見ながら、軽く敬礼する。 >soujyuGM<   >soujyuGM< 薙定「どうした?ぼーっとして。俺はそろそろ捜査に戻るぞ」 >soujyuGM< 薙定の言葉でキミは現実に引き戻される。 >soujyuGM< 目の前に出されたブラックコーヒーは、すっかり冷めていた。 「あ、ああ。そうだな。すまん」冷めたコーヒーを流し込む。苦みだけが、残った。 >soujyuGM< 薙定「また何かあれば連絡する。……すまんな、面倒な事件に巻き込んでしまって」一瞬だけ、後悔と罪悪感がにじみ出た表情を浮かべていたが。レシートを掴み、一足先に店を出た。 「これは俺の問題でもあるからな・・・お前が気にすることじゃねえさ。」苦笑いを浮かべて見送る。一握りの疑惑を、胸に押し込めながら。 >soujyuGM<   >soujyuGM< おつですー。タイムオーバー申し訳無し。 ■トリガー「邂逅」SP:“疾風”鈴木風太郎 登場:"鉄の纏い手" 早坂 章雄のみ不可■ #1d10+53 登場ー Futaro:1d10=(1)=1+53=54 #1d10+56[登場] Misuzu:1d10=(7)=7+56=63 #1d10+59 Aki_G:1d10=(4)=4+59=63 >soujyuGM<   >soujyuGM< “ディアボロス”がいると聞いて、風太郎達は倉庫街にやってきた。 >soujyuGM< ぎしぎしと、嫌な音を立てながら倉庫の扉が開く。 例によって咥え煙草。「さて、とっとと捕まえて色々吐いてもらうとするか。」 「……ええ」少し浮かない顔で同意する。 「あまり楽観は出来んがな。奴はあまり積極的に関与していないらしい。…どうした、美鈴」ぎしぎし。 悠然と中へ(何<倉庫 >soujyuGM< そこにいたのは、“ディアボロス”ではなかった。 >soujyuGM< ウェーブがかかったセミロングの髪、少し大きめの瞳。少し小柄な体。 >soujyuGM< ……風太郎の教え子だった少女、榊優夜そのものの姿だ。 「いえ。ベヒーモスと聞いて少し前の事を思い出していました。高校生の時分の事を」何でもないように、と。頭を振って。 そして見る。 「……!」そりゃ絶句する(何 >soujyuGM<   「―なるほどな。確かに、あの娘は―」 「おい、天城。あれは……。」 >soujyuGM< その姿で、その声で。風太郎達を嘲笑う。 >soujyuGM<   >soujyuGM< 「先生達も……『化け物』なんでしょ?」 「はい。――”彼女”です」 >soujyuGM< さて。知覚で判定。目標値は風太郎&美鈴が7、亜樹は20で。 ひぃ。(笑) #2r10+1 Aki_G:2r10=(9,1)=9+1=10 丁度半分。(´ー`)y-~~ #4r10+1 Futaro:4r10=(5,2,10,4)=Critical!! Futaro:1r10=(9)=9+10=19+1=20 お、回った(何 #5r10+0 Misuzu:5r10=(4,2,7,10,2)=Critical!! Misuzu:1r10=(1)=1+10=11+0=11 11で。 >soujyuGM< では、美鈴と風太郎にはわかる。これは優夜ではない。誰かが『化けて』いる。 「いくら化け物でもな、年は取るんだよ。……誰だ貴様は。」 無造作に引き金を引く。 タンッ。 >soujyuGM< ??「何だ、あっさりバレてしまったな。もう少し動揺するかと思ったんだが」 >soujyuGM< 声の質が変わる。 >soujyuGM< 少女だったモノは本来の姿――“ディアボロス”に戻った。 「…女装趣味か?」苦笑い。いや、違うとわかってはいるが。(笑) 「生憎だが、生徒の顔は見ればすぐ解るんでね。だが、いい気分じゃない……それ相応の報いは受けてもらおう。」 >soujyuGM< 弾丸は“ディアボロス”に当たる。が、効いた様子はない。 「ディアボロス。――それでは私を欺けない」左手にも拳銃を構え 「用件は判っている筈です。手短に済まさせてくれませんか」 >soujyuGM< 春日「ここに俺がいるという情報を聞いてやってきたのだろう?残念だったな、ドラッグはここにはない。先程、部下が回収に向かったところだ」 「いやまあ、俺はドラッグとか割りとどうでもよくてね。ある意味私用なんだが……。」 >soujyuGM< 春日「違うのか。……まあいい。“ベヒーモス”を処理してしまえば、UGNと言えど手も足も出まい?」にやにやと嘲笑う。 「想定の一つです。それよりも」二人を横目で見る そして見るはディアボロス。 頷くこともなく視線を受けて前へ進み出る。「さて、それよりも自分の顔がどうなるかを心配した方がいいんじゃないか?」 「顔は止めておけ。こういう場合、狙うのは腹だと決まっている」 「逃げられない為にも手足もですが」 >soujyuGM< 春日「そう簡単にはいくかな?……“ベヒーモス”を処断する前に、貴様らから片付けてやろう」余裕の表情で、戦闘態勢に入る。 >soujyuGM< 戦闘に入ってもいいかな? 教え子の変貌ぶりに若干ビビりつつOKで(何<戦闘 「その言葉、そっくりそのまま返してやろう。―警察を舐めるなよ、犯罪者」 かもん。(くい) OK。 >soujyuGM< 初期配置はPCで1エンゲージ。春日で1エンゲージ。PCとの距離は5m。 >soujyuGM< ラウンド1 セットアップ >soujyuGM< こちらはないです。 なし。 こちらもなしで。イニシアチブは9 イニチは10. IV19で。 >soujyuGM< イニシアチブは18(公式データによる) >soujyuGM< 美鈴もセットアップはないね? セットで《戦術》。二人に+1D。 >soujyuGM< あい、りょーかい。 そしてIV訂正。17に。 あ。19でよかった。 さんくすー。 (再度御免) >soujyuGM< 了解。では美鈴から。 侵食率66に。 「退路を塞ぎます」マイナーでエンゲージ接敵より離脱。 「了解した。―引き付けて足を止めるぞ、鈴木」 メジャー:#9r10+2 <射撃>+《シューティングシステム/支援射撃》 目標値9  Misuzu:9r10=(5,7,9,4,7,10,2,7,7)=Critical!! Misuzu:1r10=(1)=1+10=11+2=13 >soujyuGM< <回避>3の素振りな。#10R10+3 soujyuGM:10r10=(7,6,3,1,8,6,6,3,3,10)=Critical!! soujyuGM:1r10=(9)=9+10=19+3=22 >soujyuGM< あ、ごめん。 >soujyuGM< 間違えた(滅) >soujyuGM< ※削除ー 成功。皆にR中+4Dのボーナス。 「ああ、殴ったり殴られたりは任せておけ。」と梧桐に。 放たれた銃弾は乱反射して退路を防ぐ。 行動順委譲。ディアボロスに。 >soujyuGM< では次、“ディアボロス”。 >soujyuGM< 《貪欲なる拳+獣の力+銘なき刃+鬼の一撃+伸縮腕》+<白兵>4 対象は風太郎。 >soujyuGM< ダイス16個、クリティカル値8。攻撃力+8。対象1体。伸縮腕を組み合わせたら射撃距離の相手でも白兵攻撃可能。 >soujyuGM< #16R8+4 soujyuGM:16r10=(5,1,4,6,5,2,4,4,9,10,6,1,8,2,6,4)=Critical!! soujyuGM:3r10=(4,6,1)=6+10=16+4=20 20か。 では折角なので《電光石火》使って避けときます(何)。侵蝕値は53に。 #9r8+1 支援射撃で+4。 Futaro:9r10=(10,8,6,5,3,2,9,1,7)=Critical!! Futaro:3r10=(1,5,1)=5+10=15+1=16 って食らったー(何 >soujyuGM< ダメージ。 #3d10+8 soujyuGM:3d10=(2+2+5)=9+8=17 #1d10+57 リザレクト。 Futaro:1d10=(1)=1+57=58 「……先生?」ゆっくりとリロード。 拳を食らって吹き飛ぶ。が、埃を払って立ちあがる(何)「いや、まあ大丈夫だ、この程度ならな。」 「さて、今度はこっちから行かせてもらう!」言って殴りかかる。電光石火+浸透撃+貪欲なる拳で侵蝕値は65%に。 「じゃあ次お願いします」事も無げに再び発砲。 侵食72%に(申告) #13r8+3 支援射撃込みで。 Futaro:13r10=(4,5,7,1,1,3,6,3,5,8,10,5,8)=Critical!! Futaro:3r10=(3,8,10)=Critical!! Futaro:2r10=(2,2)=2+20=22+3=25 >soujyuGM< <回避>3の素振りな。#10R10+3 soujyuGM:10r10=(4,8,6,9,7,1,1,2,6,3)=9+3=12 >soujyuGM< ダメージを。 25と言ってボディーへの左から顔面に右ストレート(何 #3d10-1 Futaro:3d10=(8+6+3)=17-1=16 16点、装甲無視。 >soujyuGM< 風太郎の右ストレートが春日の顔面へまともにヒットする。が、まだ倒れない。 「先輩」 >soujyuGM< 春日「随分軽い拳だな?」ふん、と鼻で笑う。 「分かっている。大口を叩いた以上―やるべきことはやらせてもらおう」 いくぜー。 右手の手袋を外す。五指にはめられた指輪、そのそれぞれから細い銀鎖が伸びて―。 すぱー、と煙を吐き。「一発でノシちまったら後ろの刑事さんのフラストレーションの捌け口がなくなりそうだったんでな。」 マイナーなし、メジャーアクションで侵食率は71%に。あひぃ。 #10r8+3 <RC3>《ペトリファイ+絶対の空間+破砕の顎/支援射撃》 Aki_G:10r10=(6,10,5,7,6,10,5,3,1,6)=Critical!! Aki_G:2r10=(9,6)=Critical!! Aki_G:1r10=(9)=Critical!! Aki_G:1r10=(9)=Critical!! Aki_G:1r10=(2)=2+40=42+3=45 45、[避け]ダイス−1で。 >soujyuGM< やはり<回避>3の素振りで。ダイスは9個に減少。#9R10+3 soujyuGM:9r10=(9,4,2,5,10,7,4,8,1)=Critical!! soujyuGM:1r10=(8)=8+10=18+3=21 >soujyuGM< 足りません。ダメージを。 #5d10+1 Aki_G:5d10=(10+3+5+7+3)=28+1=29 29点、装甲有効。地面に垂らした鎖を通じて地表を錬成、銀の鎖で“ディアボロス”を絡め取る。 >soujyuGM< 昏倒。銀の鎖に絡め取られ、身動きが取れなくなった。 じゃあリザレクトしときます(何 #1d10+65 Futaro:1d10=(1)=1+65=66 ……いや、いいんだけどね別に(何 「――では」 「さて、まあ用件は済んだし行くとしようか。」と、ディアボロスを担ぎ上げる。 「…ああ。どうも腑に落ちんところはあるが―」 「聞き出せることは聞き出しておくとしよう。少しばかり手荒になるが、な」笑顔。ただし、なんか背筋が冷たくなる類の笑顔。 「そうですね。お任せします」さらりと 薬莢の回収。現場の証拠隠滅。 肩を竦めて、再び咥えた煙草に火を点けた。 「”忘れて”なんかいませんよ」 と、呟く。 ■マスター「限界」登場:不可■ 繁華街にある廃ビル。 FHのアジトとして使用されている建物の一室で。 男は狂気に染まった表情を浮かべながら、苦悶の声を上げていた。   「ぐ、ぐうっ……! く、はぁっ……くそ!」 「あと少しだけ、時間をくれ……!もうすぐ、あいつがやってくるはずなんだ……」 「そうしたら、俺の罪を償うから……もう少しだけ、待ってくれ」 「はやくこい。俺が俺でなくなる前に。そして、俺を……」   誰もいない部屋の中で、FHエージェント“ベヒーモス”と呼ばれる男はそう呟いた。   ■トリガー「尋問」SP:”無慈悲なる12時の鐘” 天城 美鈴 登場:全員■ #1d10+72[登場] Misuzu:1d10=(6)=6+72=78 #1d10+66 登場。 Futaro:1d10=(7)=7+66=73 #1d10+56 登場です。 hayasaka_:1d10=(9)=9+56=65 #1d10+71 Aki_G:1d10=(7)=7+71=78 >soujyuGM<   >soujyuGM< 美鈴達は、縛り上げられたまま気絶した春日恭二が起きるのを待っている。 >soujyuGM< アクセル・ドラッグについて、色々と問いただすためだ。 >soujyuGM< 倉庫の奥に運び込んでから数分後。春日が目を覚まし、叫んだ。 繁華街を彷徨き捜査を続けていたが、呼び出しを受けて倉庫に来ている。 >soujyuGM< 春日「くっ、身体が動かんぞ! 一体どうなっているっ?!」 「では。いくつか質問宜しいでしょうか」眼前のディアボロスに問う。静かに。 煙草すぱー。「FHのエージェントってのも大変だな、まあ抵抗しない方が懸命だと思うぞ。」女性陣を眺めながら(何 美鈴の隣で、無言。ゆっくりじわじわと、鎖を締め付けているが。 春日を見ながら「・・・・こんなマヌケが本当にFHのエージェントなのか?」疑わしげに言う(何) >soujyuGM< 春日「……まあ、適当な範囲で喋ってやろう」縛られていても偉そうだ。 ギリギリギリギリ。(擬音) 「まあいい、ベヒーモスについて知ってる限りのことを喋ってもらおう。」 >soujyuGM< 春日「……何だ、知らないのか」風太郎の言葉を聞き、露骨に見下したような態度を取る。 「お願いします」相手がディアボロスであっても丁寧に。取り敢えず。 とりあえずディアぽんと口喧嘩するつもりは無いらしい(何 >soujyuGM< 春日「5年前のある事件で、2人のオーヴァードが生まれた。一人はそこにいる"鉄の纏い手"。さて、もう片方は……誰だろうな?」喉の奥でくつくつと笑う。 「―つまり、5年前の事件で心身になんらかのショックを受け―現在も尚、生きている人物」 「勿体ぶるなよ。……こっちは裏づけが欲しいだけなんでな。」 「・・・・・・。」春日を睨みつけながらも、話に聞き入る。 >soujyuGM< 春日「そして」《擬態の仮面》で、再び優夜の姿を取る“ディアボロス”。 >soujyuGM< 春日「この姿を見て、動揺する人物。と言えば察しもつくだろう」 煙を吐き出し。「――榊薙定。」 大きく、溜息をついて。「・・・・やはりそうか。」 「…察しはついていた、とでも言いたそうな顔だな」 >soujyuGM< “ディアボロス”は《擬態の仮面》を解除し、元の姿に戻る。 表情を隠すかのごとく、掌で顔を覆う。「解っちゃいたのさ。・・・多分、アイツが、俺の店に来た時。あの事件の事を話し出した時からな」 >soujyuGM< 春日「で、他に聞きたいことはあるのか?」相変わらずふてぶてしい態度である。 こっちの用事は済んだ、とばかりに女性陣に場を譲る。 「―五年前。何故、攫われたのが榊親子だったのか」 >soujyuGM< 春日「特に意味はないな。組織の活動に邪魔だったんで娘を先に攫って、もう片方をおびき寄せただけだ」 「榊薙定の直接の覚醒の原因はわかりますか」 >soujyuGM< 春日「……さて、なんだったか。忘れたな」どうでもよさそうだ。 「事件に関して興味も責任も無い、ということか」 「そうですか。では次に。アクセルドラッグという物。その物について教えて下さい」 「使って”何をしよう”としているかを」 >soujyuGM< 春日「オーヴァードを増やす以外の目的に使えると思うのか、アレが」 >soujyuGM< 春日「ベヒーモスのヤツは私が精製工場から運び出し、繁華街の廃ビルに隠したドラッグを勝手にばらまいた」 >soujyuGM< 春日 「本来ならば、ゆっくりとこの街に浸透させていくはずが……。おかげで計画は台無しだ」 「そこが不明点でしたので。判りませんか。彼が何故そうしたか、は」 >soujyuGM< 春日「……まあその様子から察するに、アレの原料は知らんのだろうな」にやにやと笑う。 「オーヴァードの血、じゃないのか?」 >soujyuGM< 春日「そもそも『誰の』?」にやり。 「『ベヒーモス』の」 「ベヒーモス。榊の・・・か」 >soujyuGM< 春日「ご名答。5年前の事件で、ヤツの血による感染力の高さがわかったのでな。つい最近まで利用していた、というわけだ」 「何故FHに協力したか。そこが不明点。むしろ枷が無いはず。娘さんもいない。……FHに協力する理由が無い」 >soujyuGM< 春日「……さあな。こちらも理由はよくわからん。自暴自棄にでもなっているのかも、な」どうでもよさそうな言い方だ。 「―美鈴。お前の―UGNの“敵”は何だ?」 「UGNの敵はUGN以外です。私の敵は私が決めます」 「ちなみに今の私が今すべき事はアクセルドラッグを消してFHエージェント・ベヒーモスを葬る事です。それ以外に他意はありません」 >soujyuGM< 春日「何も聞くことがなければ、これで失礼させてもらおうか?」余裕の笑み。 「“葬る”、か」煙草を取り出し、咥え。 「ええ。言から読み取って下さい」 「ベヒーモスの今の居場所は」 「俺はちょいと違うが……まあ、教え子を少しばかり助けるのも悪くは無いだろう。」 >soujyuGM< 春日「繁華街の廃ビルだ。……多分な」 「…警官というものは案外不器用な人種でな。己の使命と存在意義の間で揺れ動き、身動きが取れなくなる…そんな輩も多い」 「・・・・・。」無表情に。それでも視線は鋭く。虚空を見つめる。 「身動きが取れなくなり、自分ではどうにもできなくなり―道を違える。警官から犯罪者へ走る心理とはそのようなものだ、と言われている」着火。 「もう私は聞く事はありません。お引取り下さい」ご苦労様でした、とでも言いそうなどうでもいい感を言葉の端々に。 「…人々を救い護るべき我々が、誰よりも救いを求めているのかもしれん」唇を歪め。 「それではまたお会いしましょう」ディアボロスに言ってのける 最初からどうでもよいという感じでひらひらと手を振る。 「行くがいい、ディアボロス。此処から先は、貴様には一生理解できん世界だ」 >soujyuGM< “ディアボロス”はどろりとした液体に変わり、地面へ染み込みながら消えていった。 「そんなに肩肘張らないで下さい。支える為にUGN―いいえ―私がいますから」 「さて行こうか? 決着をつけに。」言うと倉庫の出口へ歩き出す。 少し笑って皆を見渡す ディアボロスが逃げてゆく様を眺めた後、全員に向き直る。「・・・今更だが。ここは俺一人に任せてくれ・・・なんて言っても、聞くヤツはいねぇよな?」 「ええ」 「もし貴方が学生で、級友と決着を付けに行く…というなら止めはしない」 再び煙草を咥え。「五年前の約束を果たさねばならないんでね、申し訳無いが。」 「だが、我々は大人だ。…立場という窮屈な箱に押し込められてしまった大人なのだ」 肩を竦める。「・・・そうだろうと思ったぜ。今のは忘れてくれ。」 「立場以上に」 「私は―”忘れていない”と言いたいのです。あの人に」早坂の方を見て 「5年前のあの日から」 一歩ずつ踏み出し 出口に向かう 「…昔とは変わってしまった。しかし、変わらぬものもある。それが良いのか悪いのかは、私には分からんがな」燃え尽きた煙草を捨て、歩き出す。 にやりと笑い。「――そういう律儀なところは変わらないな、天城。」 「・・・・。アンタ・・・あの時の」天城の言葉を聞き今更気がついたらしい。「そうか。そりゃ仕方がねえな。」苦笑いを浮かべる。 「ええ。だから、です」照れたように笑う もう捨て去った筈の笑み ふっと笑い「・・・行くか。」吹っ切れた表情で、ゆっくりと歩き出す。 ■クライマックス「暴走」SP:"鉄の纏い手" 早坂 章雄 登場:全員■ #1d10+78 Aki_G:1d10=(3)=3+78=81 #1d10+73 登場。 Futaro:1d10=(4)=4+73=77 #1d10+65 登場 hayasaka_:1d10=(4)=4+65=69 #1d10+78 Misuzu:1d10=(10)=10+78=88 88%に。 >soujyuGM<   >soujyuGM< 繁華街、FHのアジトである廃ビル。 >soujyuGM< その奥の一室で、章雄達は放置されている大量のアクセル・ドラッグを発見した。 >soujyuGM< 辺りに漂う血と《ワーディング》の臭い。 >soujyuGM< ――――5年前の悪夢、再来だ。 当たりを見回して「・・・・あの時と、同じか。」 「おい。居るんだろ?ベヒーモス。・・・・いや、榊。」ワーディングの気配がする方向に向かい、声をかける。いつも通りの、親友に対する口調で。 煙草を咥えたままざり、と足音を立てる。「あの娘は……解っていたのかね、こうなることを。」五年前を想いだし。 >soujyuGM< かつん、かつん、と。特徴の無い足音が響く。 >soujyuGM< 薙定「ようやくここまで来たな、早坂。待っていたぞ……」 「へっ、よく言うぜ。まどろっこしいんだよお前は。昔っから変わりゃしねえ」 「判っていたとしても優夜はこんな”現実”を望んでいなかったと思います」ぽつりと >soujyuGM< 薙定「……ああ、すまんな。やはり、お前を巻き込むべきではなかったかもしれん」 >soujyuGM< いつも通りの表情で笑いかける薙定。 >soujyuGM< しかし、その右腕は。 >soujyuGM< “ベヒーモス”のモノだった。 「ならば悪夢に幕引きをしよう、それが俺達の役目だ。違うかい、“Realizer”」 「そう…ですね。先生」 静かに榊に。「榊さん……いや、ベヒーモス。俺は五年前に言った。負けないでくれ、と。……残念だ。」 「今更遅ぇんだよ。それに・・・」右腕の皮膚が砂鉄となって崩れ去り、中から義手が姿を現す。 「お前が放っておいたってな、俺が放っちゃおかねえんだよ。」義手からブレードを伸ばし、構える。 「―5年前。貴方たちに何があったのか、私はよく知らない」左右の手袋を外す。 「故に。榊薙定…この私、梧桐亜樹が。貴方を犯罪者として処断する」じゃらり。左手薬指以外から、指輪に結わえられた鎖が垂れ下がる。 >soujyuGM< 薙定「……そうか。お前達なら、俺を殺す事が出来そうだな」満足げな笑みを浮かべる。 「…覚悟は、とうの昔にできているのだろう?」 「榊さん」 >soujyuGM< 薙定「何だ?」掠れた声で、聞き返す。 「世話の焼けるヤツだぜ。本当によ。頭は切れるくせに肝心なとこでこれだ。」笑いながら。 「私は5年前のあの日から自分の信じる様に生きてきました。あの日の事を忘れないように」 >soujyuGM< 薙定「考えなしに突っ走るお前となら、ちょうどバランスが取れるだろうに」つられて、笑う。 「何故、こうして対峙しているか。それが少し寂しくもあり、悲しい」 「何故でしょうね。早坂さん。先輩。先生。………榊さん」 スーツの袖からそっと二丁の拳銃が。 >soujyuGM< 薙定「……さあ、な。俺にはもうわからない」乾いた笑みを浮かべ、呟く。 煙草を咥え、火を点ける。「ままならんものだ、世の中ってやつは。だが……お前はお前の信じる道を行け。誰が認めずとも、俺は認めてやる。」 >soujyuGM< 薙定「なあ、早坂。『声』が俺を責め続けるんだ……娘を、優夜を殺したあの日から」搾り出すような、声。 大きく煙を吐き、拳を構える。「優夜……すまん、俺にはこれしかできん。お前の望む結末にはならないかもしれないが……これ以上お前を悲しませはしない……!」力を込めて呟く。 「榊。俺はずっと後悔してたんだ。アレはお前のせいじゃねえ。お前は悪くねえって、お前に声を掛けてやれなかった自分に。」 「だが、それももう、意味はねえ。俺たちが語るべき事は一つだ。」 >soujyuGM< 突如、苦しみ始める薙定。彼の体組織が、急激に変化し始める。 「・・・すぐ楽にしてやるよ。榊」ブレードに砂鉄が纏わり付き、反りのある長刀へと姿を変える。 >soujyuGM< 薙定「ああ……俺は長く生き過ぎた。殺してくれ」 >soujyuGM< その言葉を最後に。 >soujyuGM< “ベヒーモス”に変貌した。 >soujyuGM< そのケモノは、吼えた。哀しげに、苦しげに。 >soujyuGM< 咆哮と同時に、濃密な《ワーディング》が一層濃くなる。 >soujyuGM< 衝動判定を。 #3r10 衝動判定ー。 Futaro:3r10=(6,7,8)=8 よし成功!(何 #2d10+77 Futaro:2d10=(3+7)=10+77=87 侵蝕率は87%に。 #6r10+3 ボーナス込み Aki_G:6r10=(4,10,4,10,1,3)=Critical!! Aki_G:2r10=(2,1)=2+10=12+3=15 #3r10 同じく衝動ー hayasaka_:3r10=(6,9,6)=9 ほっ(何) #7r10+1 Misuzu:7r10=(2,2,9,9,9,7,1)=9+1=10 #2d10+81 Aki_G:2d10=(4+8)=12+81=93 #2d10 hayasaka_:2d10=(7+3)=10 93%に。うなー。 #2d10+88 Misuzu:2d10=(4+6)=10+88=98 侵蝕率79%になりました。 98%にて。 >soujyuGM< では、各自イニシアチブを申告してください。 19で。 IVは9です。 同じく9で。 >soujyuGM< こちらは12です。 10です。 美鈴19>薙定12>風太郎10>章雄&亜樹9 >soujyuGM< ラウンド1 セットアップ >soujyuGM< こちらは《ヴァイタルアップ》で。 こちらは無しですー なし。 様子が見たいのでセットアップは申告せず。 なっしん。 >soujyuGM< なお、初期配置はPCで1エンゲージ。薙定こと“ベヒーモス”で1エンゲージ。PCとの距離は5m。 >soujyuGM< では、美鈴から? いや。やはり《戦術》宣告。自分を除く3人にのメジャーAc+1D。侵食率102に。 >soujyuGM< 了解しました。 さんくす。 続けて自分の行動。マイナーでエンゲージ離脱。 受領しますー<+1D メジャーで#14r10+2 <射撃>+《シューティングシステム/支援射撃》 目標値9 Misuzu:14r10=(7,4,7,3,2,9,9,9,9,9,10,6,2,3)=Critical!! Misuzu:1r10=(10)=Critical!! Misuzu:1r10=(10)=Critical!! Misuzu:1r10=(9)=9+30=39+2=41 R中の全員の行動にダイスボーナス+5D。 合計+6、と。 牽制の為に足止め。 行動委譲。 「足を止めますっ」 >soujyuGM< 僅かに動揺する“ベヒーモス”。一瞬、たたらを踏んだ。 >soujyuGM< では、次は薙定。 >soujyuGM< メジャー《鬼の一撃+獣魔の巣+一閃+獅子奮迅+吼え猛る爪》+<白兵>4 >soujyuGM< 全力移動後に不意打ちの範囲白兵攻撃。ダイス18個、クリティカル8。攻+10。 ぬ ふ ぅ。 >soujyuGM< クリティカル値は1上がる。そして装甲値無視。対象は美鈴以外。 >soujyuGM< ベヒーモス「ルゥアアアア!」 >soujyuGM< ケモノは咆哮しながら、死をばら撒く。 >soujyuGM< #18R8+4 soujyuGM:18r10=(1,2,4,8,8,3,1,5,7,4,3,7,5,3,2,10,10,7)=Critical!! soujyuGM:4r10=(3,4,10,3)=Critical!! soujyuGM:1r10=(3)=3+20=23+4=27 …ち。侵食率のために[避け]を試みる。98%へ。 #14r9+3 <RC3>《絶対の空間+幸運の守護/支援射撃》 Aki_G:14r10=(10,5,6,1,4,3,9,5,10,1,10,1,4,2)=Critical!! Aki_G:4r10=(6,1,4,6)=6+10=16+3=19 失敗。うなー。 ……避けておこう、電光石火だけ使って避け。 #12r9+1 支援射撃込み。 Futaro:12r10=(3,7,1,6,1,3,8,2,5,5,5,8)=8+1=9 ってまわりすらしねえっ! 侵蝕率は90%。 微動だにせず受けます(何) >soujyuGM< では、ダメージ。#3d10+10 soujyuGM:3d10=(8+7+5)=20+10=30 受けっていうか直撃(何) #1d10+90 リザレクトー。 Futaro:1d10=(8)=8+90=98 #1d10+98 リザレクト。 Aki_G:1d10=(8)=8+98=106 ぬふぅ。(;´Д`) #1d10+79 リザレクトです。 hayasaka_:1d10=(7)=7+79=86 よろめきながら立ち止まる。「俺はあんたを殺しに来た訳じゃない……。」言いながら腕を捻る。 マイナーで螺旋撃、メジャーで電光石火+浸透撃+貪欲なる拳で。 #19r7+3 支援射撃と戦術込み。防御のクリティカル値+1でー。 Futaro:19r10=(7,8,7,4,9,4,9,7,1,2,2,6,6,8,3,7,8,5,1)=Critical!! Futaro:9r10=(5,8,5,8,3,4,3,8,2)=Critical!! Futaro:3r10=(7,10,7)=Critical!! Futaro:3r10=(2,2,5)=5+30=35+3=38 >soujyuGM< それは避けられない。装甲値も無視だね? 「おおおぉぉぉっ!!!」そのまま風を巻き起こし踏み込み、抉りこむように拳を叩きこむ。 うい、装甲も無視ですわ。 >soujyuGM< 了解。ダメージを。 侵蝕はこれで107%に。 #4d10 Futaro:4d10=(5+1+6+4)=16 >soujyuGM< では次、章雄と亜樹なんだが。どちらから? と、先に動かせて頂きますわー。離脱するだけなんで。 うい、どうぞー 拳を叩きこみ、そのままやや距離を取る。「あんたを救ってやる……この悪夢からな!」 「少し距離を取らせてもらう。悪いが―少しの間、足を止めてくれ」バックダッシュ。美鈴とは別のエンゲージへ。 「・・・懐かしいぜ。昔はソリが合わなくて散々殴りあったもんだ。」口元の血を拭う。 「わかりました」二丁の拳銃をクロスさせて構える マイナーは無し、メジャーはブレードマウント+カスタマイズ+バリアクラッカー+MAXボルテージで。 #16r8 支援射撃と戦術込み。リアクションエフェクト1低下です。 hayasaka_:16r10=(8,3,5,7,6,7,2,1,7,7,7,4,2,8,7,9)=Critical!! hayasaka_:3r10=(10,9,6)=Critical!! hayasaka_:2r10=(1,8)=Critical!! hayasaka_:1r10=(5)=5+30=35 >soujyuGM< そのまま喰らいます。ダメージを。 #4D10+4 hayasaka_:4d10=(5+4+2+10)=21+4=25 榊に向かって疾駆し「はああッ!」帯電した右腕の刀を打ち込む。 >soujyuGM< 避けるそぶりすら見せず、そのまま刀の一撃を喰らう。 その様子に、寂しげな笑みを浮かべる。 >soujyuGM< 肉が裂け、血も流れているが気に止める様子はない。 的確にポイント。連射。 ラウンド終了前に。《ふたつめの牙》の取得を申請したく。>GM >soujyuGM< 了解。 セカンドアクションで呪われし物の印を宣言。 >soujyuGM< どうぞ、こちらはセカンドアクションありません。 2ndアクション、行います。 同じくセカンドありませんー >soujyuGM<   >soujyuGM< ラウンド1 セカンドアクション #12r10+2 目標値は10. Futaro:12r10=(3,1,1,5,6,3,5,6,10,10,9,3)=Critical!! Futaro:2r10=(1,6)=6+10=16+2=18 HP10点回復。 そして今更ですけど侵蝕率は97になってますorz 侵蝕率は109で。 そいじゃ、動いてOKですかね。 >soujyuGM< どうぞ。 セカンド宣言せず。 ならば、いくぜー。マイナーなし、侵食率は125%へ。 そっと亜樹の射線から逸れる。 #20r7+3 <RC3>《ペトリファイ+クリスタライズ+絶対の空間+破砕の顎+ふたつめの牙+完全なる世界/戦術+支援射撃》 Aki_G:20r10=(4,9,3,5,1,9,7,2,1,5,6,1,9,10,6,4,3,5,3,3)=Critical!! Aki_G:5r10=(10,3,7,6,6)=Critical!! Aki_G:2r10=(2,4)=4+20=24+3=27 ぐお、回らねえ。 >soujyuGM< ……いや、その。回避系クリティカル低下エフェクト持ってないんだ(ぁ) >soujyuGM< ダメージおくれ。 「罪には相応しい罰を。同業者を裁くのは気が引けるが―」両手の鎖を地面に叩きつける。 「互いに恨みは無しだ、ベヒーモス」地面だけでなく―壁から、天井から。360度、ありとあらゆる方向から。魔獣へ銀の槍が飛ぶ。 #3d10+10 装甲無視 Aki_G:3d10=(4+3+10)=17+10=27 微妙に低いな。装甲無視、27点。 そして、2ラウンドの間移動不可。あまり意味は無いが。(笑)>ベヒーモス >soujyuGM< 銀の槍による一撃をまともに喰らう。しかし、“ベヒーモス”は倒れない。 >soujyuGM< あとはクリンナップかな? #1d10 ダメージもらっときます(何 Futaro:1d10=(9)=9 残りHPは5. また死にそうになってる(何) 仕様です(何 >soujyuGM< 他にクリンナップが必要なPCはいないね? ないですよん 無いです。 >soujyuGM< 了解。 >soujyuGM<   >soujyuGM< では、本日はこれで。おつかれさまですー。