好き好き大好きアンティーク!
このコーナーでは、アンティークの魅力とアンティークに関する素朴な疑問にお答えしてみようかと思います。
まあ、私も大して知識が豊富というわけではないのですが(笑)一介のアンティークファンとして
少しでも「アンティークっていいな」と思えるようなコラムを書いていきたいと思います。
……ようするにお仲間増やしたいの、私。(←本音)
第1回 アンティークショップに入ってみよう。(2005/8/19)
とあるIRCチャンネルで。
アンティーク好きな人ってなかなかお会いできないんですよねぇと愚痴をこぼしてしまった私。
その後ちょこちょことアンティークについてぽろぽろ話していると、どうもお店に入りづらいイメージがある、
店員さんに話し掛けられたら何話していいんだかわからない、などお悩みの方もいた様子。
まあ、確かに一見さんお断りって感じに見えるお店多いもんなぁ。とちょっと納得した次第。
というわけで、一例としてお店に入って品物見るまでの流れを。
1.まず、扉はそっと開ける。
ガラ、ピシャ!とか開け閉めするとデリケートなアンティークが落ちて壊れる危険性があります。
くれぐれも注意して扉の開閉を行ってください。
あ、入る際に「お邪魔しまーす」位は言っておきましょう。あんまり大声は出さないように。
2.鞄などは邪魔にならない所へ置く。
1.と同じ理由。お店の商品を誤って壊さない為です。
壊れやすくて高価な品物がわんさかありますからね、アンティークは。
綺麗だなーと思いながらふらふら歩いててがしゃん!なんて洒落になりませんからね。
どんな小さなバッグでも何処かに置いておくか店主さんに預かってもらうといいです。
でも、貴重品は手元にね。
3.お店の中を見て回る。
自分の周囲に気を配りながらお店の中を見て回ってください。
きっとあなた好みの品物が見つかるはずです。
店主さんとも仲良くなったら他のお店も教えてもらえるかも?
4.気に入った物を見つけた、その時は
お金が足りるならその場で(お財布と相談しよう(笑))取り置きが出来るなら店主さんと相談で。
アンティークは基本的に一点物、一期一会だと思ってください。
次にしようと思って見逃してしまうと、先に別のお客さんが目をつけて買ってしまうことだってあるんですから。
まあ、最初のうちはそんな苦い経験もしておいて損は無い?(待てそこ)
ちなみに、私もつい昨日経験した(あの簪、取り置きしてくださいって言っても良かったかなー(ぁ))
第2回 アンティークに関するQ&A(2005/7/18)
とまあ、こんな流れでお店に入るとまず失敗はしないと思います。
ただ、他にも色々疑問はあるでしょう。
そんな疑問に、出来る範囲でお答えしましょう。
Q.何話したらいいの?
A.これは結構多い質問ですね。
基本的には「この○○(品物のカテゴリー。ガラス製品、人形など)いいですねー」
「○色と×色(色合い。緑色、青色など)って好きなんですよねー」
「これ、○○(ウランガラス、簪など)ですよね?」(←どんな品物なのかわからない時は無理に言わない方がいい)
「これってどんな品物なんですか?」など。基本的な好みを伝える、わからない事は聞くなどすると悪いようには取られません。
店主さんも聞かれて嫌な人はそういないでしょう。
まあ、何に使っていたのかわからない。そんなミステリアスなところもアンティークの魅力と言えますから、
あえて聞かないのも面白いやもしれませんが。
Q.どういうのがオススメなんですか?
A.アンティークに「オススメ」はありません。
やっぱり十人十色でアンティークの好き嫌いが分かれてきますので。
やはり、自分の目で見て何が好きか。というのを見極める事が第一でしょう。
飽きずにじっと見ていられるものがあれば、それがきっと「好きなもの」なんですよ。
と、まあ今はこんなところでしょうか。
また何かご質問がありましたらトップページから入れる「BBS」にどんな事をお聞きしたいか書いてくださいな。
第3回 アンティークにはどんなのがある?(2005/9/11 更新)
アンティークと一口に言っても、様々なものがあります。
和物と海外のアンティークの二つに大別され、様々なカテゴリーの品物がお店の中でひしめいています。
ここでは、アンティークをカテゴリー別に分けて紹介していこうと思います。
ガラス製品
昔のガラス製品には吹きガラスと呼ばれる物とプレスガラスと呼ばれる物があります。
透き通っているものもあればちょっと濁り気味の物もあってどれも綺麗です。
今のガラス製品にはなかなかない色合いのものもありますし、
状態がよければ使えるものもあるんで比較的安価で入り込みやすいジャンルかな?
ガラス製品、番外(2005/8/6)
五百円玉よりちょっと大きめサイズのおはじきみたいな、丸くて平べったいガラス物を見かけました。
聞いてみると、昔『石蹴り』という遊びで使用したものなんだとか。
まあ、アスファルトで固められた道路の上ではもう使えないですけどね。
なんか可愛いので買ってきちゃいました。
バリエーションもあるみたいだし、他のも見てみたいなあ。
コースター
安価で種類が多いです。
喫茶店なんかではよく紙のやつが使われますね。
あれが、金属とガラスで出来ているものがあるんです。で、絵柄が描かれているんですよ。
淡い色合いの物が多いです。綺麗ー(うっとり)
で、コースターの注意事項。
店主さんに聞いた話ですが、水洗いをすると中の絵が色落ちするケースがありますので洗う前に念入りな確認をしてください。
ガラスに直接描いたものは洗っても大丈夫です。
中に紙が挟まれた物でどうしても汚れが気になる場合、濡れた布で外側だけ拭くといいかもしれませんね。
鏡
時代性を反映したものが多いのです。
ちょっと高価なところが難点ではありますが、装飾に凝った物が多くていいですよ。
以下、私が前に見た面白い鏡。
面白い鏡 その1
こう、まんまるい鏡が細い支えで立ってるんだ。 ここまでは普通。
鏡の下のほうに、丸い穴があってそこに電球が一つ埋まってるんだ。
で、コードもある。
ライトアップできる鏡だったんだ。意外とまぶしくないのもいいね。
ただ、あまりライトアップの意味は無いので戦時中に作られた&多分発明したのは男の人なんじゃないかという仮説を店主さんから聞いたのです。
面白い鏡 その2
「ふしぎ鏡」って書かれた製薬会社製作の鏡があったんだ。
(あ、正確には「ふしぎ鏡」(仮)ね、ちょっとここはうろ覚えだ(ぉ))
で、覗き込んでみた。
顔が太く見えるっ?!
そして別方向から覗き込んだら顔が細く見えるっ?!
昔の製薬会社さん、ナイスユーモア(さむずあっぷ)
ドアノブ(2005/8/6)
ガラス製の小さいのとか金属製のでっかいのとかがあって楽しいです。
あ、ノブじゃないでっかい金属製のもありますよぅ。
お気に入りはガラス製の小さなノブ。(notドアノブ。小さい棚用かな?)
宝石みたいなカットになってて綺麗なのもあるんですよー(ほくほく)
でもまあ、ガラス製のノブはレア物になるのかな?
特に色付きガラスのノブは。
簪、髪飾り(2005/8/6)
これもそれなりに安価でバリエーションが多いものだろうと思われます。
さらに、大抵実用可能なデザインの物が多いのも嬉しい。
まあ、実用するのは女の人限定で?(笑)
(他に使う方法があれば是非聞いてみたい品物ではある)
ネックレス、ペンダント(2005/9/11)
子供向けのなんだかほんわかさせられるデザインのものからレトロで大人な雰囲気のものまで。
子供用と思しき短いネックレスもあったなあ。プラスチックだけど優しい光沢になんだか惹かれた(ほやん)
でも、やっぱり私の首には短すぎるんで実用するならちょっと長い目のブレスレットとしてだなw
洋服(2005/9/11)
アンティークの洋服というのはなかなか味のあるものなのだ。
夏頃みかけた涼しげな青いワンピース@透明のガラスボタン付きとか。
最近、仕事帰りに見かけた秋色ワンピース@赤色のガラスボタン付きとか。
こういうのは確実に一点モノなので気に入ったら即買いかリザーブをするとよいよい。
ただ、買う前に手入れの方法はちゃんと聞いておきましょうね。色落ちの恐れもなくはないから。
(青いワンピース、もう誰かに買われちゃったのかなあ(ほろ))
おまけ。面白い原材料の灰皿(2005/8/19)
売り物ではなかったけど、面白い品物の話。
店主さんの半プライベートスペースにお邪魔した時に、灰皿発見。
ただ、形状や色合い(錆びた茶色っぽいの)がなんか不思議だし妙に重いので店主さんに聞いてみた。
「これは元々なんだったんですか?」と。
答えは、使用済み砲弾の薬莢。
なるほど、だから重いのか。と思った。
でもって、煙草は吸わないが私もちょっと欲しくなった。あんな灰皿。
(手に入ったら別の用途に使いそうだが(ぁ))
おまけ。アルミのスプーン(2005/9/11)
こう、仕事帰りにふらりとお店に立ち寄っていつものようにカルピスを出してもらった私。
……あれ?いつものスプーンと違ってちょっと白っぽい輝きを放ってるなこのスプーン。
ただものじゃないなっ?!(何)と思いつつカルピスを混ぜる為にスプーンを手に取る私。
……何っ?!軽いぞ!!(何)
こんな軽いスプーンは初めてだ!なんか感動っ(こら待て)
で、店主さんに聞いてみるとこれはアルミで出来たスプーンなのだという。
昔、かき氷を食べる時は必ずそのスプーンが一緒に出てきたんだとか。
いいなーこのスプーン。白いめの光沢具合や妙に軽い感じなんかが(ほやん)
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