ダブルクロスVer、オーヴァードに35の質問。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− Q01.お名前と年齢を教えて下さい。 溝口 肇、27歳。……これ以上、話すことがあるのか? Q02.誕生日と星座、血液型を教えて下さい。 7月21日、蟹座のA型だ。……こんな俺に、生まれる価値などあったのか?(小さく呟く) Q03.身長と体重を教えて下さい。 183cm、70kg。何処を歩いても目立つので、困る。 Q04.職業(ワークス/カヴァー)を教えて下さい。 生粋のFHエージェントだ。……任務によって、表の顔を変える事はあるが。 Q05.家族構成を教えて下さい。 いない。一人暮らしだ。 Q06.趣味は何ですか? 読書と音楽鑑賞だ。 Q07.特技は何ですか? 特にない。強いて言えば敵の殺し方くらいか。 Q08.自分の性格をどう思いますか。 ……答える義務はない。 Q09.自分の長所、短所を上げて下さい。 (しばらく考え込んだ後)すまないが、あまり意識した事がないのでわからない。 Q10.好きな言葉・座右の銘等を教えて下さい。 「人は泣きながら生まれてくる」……シェイクスピアの著作『リア王』の中に出てくる台詞だ。 Q11.好きなことを教えて下さい。 静かな場所にいると、落ち着く。 Q12.苦手なこと、嫌いなことを教えて下さい。 騒がしい場所や人、動物や人間の血は苦手だ。 ……こうやって長時間会話する事も、苦痛なのだがな。 Q13.好きな食べ物、飲み物を教えて下さい。 野菜類は好きだ。……切っても、血が出ないからな。 Q14.嫌いな食べ物、飲み物を教えて下さい。 肉、魚介類。生物は苦手だ。 Q15.一番大事なもの、宝物は何ですか? (やや古風な銀のロケットを、手の中で軽く握りながら)……ノーコメントだ。 Q16.小さい頃の夢を教えて下さい。 考えた事がない。……「こんな世界、終わってしまえ」と思っていただけだ。 Q17.自分のファッションについて語ってみて下さい。 白のワイシャツに、黒のスラックスと背広を着用している。休日でもあまり変わらないな。 任務中、稀に支給された服を着ることもある。 Q18.どういうジャンルの音楽を好んで聞きますか。 ジャズとクラシックしか聞かない。他のジャンルのものを聞いていると苦痛だ。 Q19.普段愛用している物を教えて下さい。 (カセットテープを入れるタイプのウォークマンを黒い鞄から取り出し、指差す) 気に入ったCDの中身をコピーして、テープが擦り切れるまで聞いている。 Q20.コードネームと、その由来を教えて下さい。 “混沌の主”。(自身の右腕を示しながら)……この忌々しい右腕が、コードネームの由来だ。 Q21.シンドロームを教えて下さい。 ブラム=ストーカー/エグザイルだ。血と肉を自在に操る事が出来る。 Q22.戦闘・あるいは支援スタイルを教えて下さい。 異形と化した右腕で敵を叩き潰す。それだけだ。 Q23.オーヴァード・レネゲイドへの感想を述べて下さい。 世界中に広がっている『これ』を、何故隠す必要があるのか。未だにわからない。 Q24.自分がオーヴァードで良かったと思うことを教えて下さい。 ……そんな事が、あると思うのか? Q25.逆に悪かったと思うことを教えて下さい。 この右腕は、何も与えてはくれない。 それどころか、欲しかったものは全部手の中から零れ落ちていくんだ。 Q26.あなたの秘密を一つ教えて下さい。 右腕の『正体』だけは悟られたくない。……見たいのか?物好きだな。 Q27.あなたのトラウマを一つ教えて下さい。 俺の正体を知り、『壊れて』いった彼女の姿を目の当たりにした事。 ああ、俺はやはり化け物なんだな、と。そう思った。 Q28.平日は何をしていますか。 任務がなければ、家か公園で読書をしている。古書店まで足を運ぶ事もあるな。 Q29.休日は何をしていますか。 図書館で本を漁りながら一日過ごす。図書館で借りてきた本は平日中に読む。 Q30.どんな家に住んでいますか? 普通のマンションに住んでいる。 セキュリティの面で問題があるそうだが、取られて困るものは置いていないので問題ない。 Q31.自分の初期ロイスにヒトコトずつどうぞ。 小百……いや、高野さん。 幸せになってくれ。俺の事なんか二度と思い出さなくていい。 Q32.最近嬉しかった出来事をひとつ。 古書店で、欲しかった本を見つけた。絶版になっていたから諦めかけていたのだが。 Q33.最近失敗してしまった出来事をひとつ。 隣室に住んでいる子供(5歳)に懐かれてしまった。最近、よく遊びに来る。 ……無下には出来ないのだが、どうしたものだろう。 Q34. 黒巣市内の気に入りスポットを教えて下さい。 郊外の古書店と市街地にある図書館だ。本がある場所は、落ち着く。 Q35.最後に一言お願いします。 俺に近寄るな。ロクなことにならない。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■以下は、上記キャラについてプレイヤー視点で(おまけっぽい感じ) Q01.どういうキャラクターなのか、語ってみて下さい。 苦悩するお兄さん。とにかく暗い。 ……サンプルキャラクターが元ですが、かなり脚色した感アリ(ぇー) Q02.キャラクターへの拘りはどういうものがありますか。 もう救いようがないほど暗く陰惨に。でも根はワルじゃありません。 他人との付き合い方がわかってない人なのです。 親しくなったらべったりと甘えてくるタイプなので非常にうっとうしいかもしれませんが、その分一途。 ……ただし、『裏切られた』と思い込むと憎しみに転化するのも早いです(ぽそ) あと、こそっと裏設定だが実はややマザコン気味。 (生まれ表参照。35の質問で出てきたロケットには母親の写真が入っている。) Q03.誕生秘話などあれば教えて下さい。 コントラストサイド掲載のサンプルキャラクター“混沌の主”のイラストと台詞回しに惚れた。 ……って、そんなんばっかかい(ぁ) Q04.やらせてみたいシチュエーション等を教えて下さい。 他組織のエージェントと儚い恋愛模様。そしてクライマックスで死闘。 (一般人相手の恋愛も悪くないが、こっちのが惹かれる) Q05.このキャラを使ってシンドローム解説左下っぽいテキストを書いてみましょう。 ……裏切られた。信じていたのに、信じていたかったのに、信じさせて欲しいと願っていたのに。 今、俺の前に一人のオーヴァードが立ち塞がっている。 少し前に、街角で『偶然』出会った人。心から信じられると思った女性(ひと)。 彼女が、俺に向かって銃を向けていた。 「そうか。……君も、俺を裏切るのか」 ため息と共に、俺は深い絶望と強い殺意に満ちた言葉を紡ぐ。 同時に右腕を異形化させ、彼女を殺す為の準備を整えた。 しかし。 変貌した俺の腕を見ても、彼女は顔色一つ変えない。 酷く苛立った俺は、一足飛びに彼女の側に駆け寄った。 骨や皮が飛び出し、血管が肥大化した醜い『何か』を、躊躇いもなく彼女の胸に突き刺す。 彼女は、何の抵抗もしなかった。 それどころか、胸に刺さった腕をいとおしそうに撫でている。 それを見て、俺は悟ってしまった。 ああ、この腕は。 やはり何も掴めないのだ、と。 ――“混沌の主”溝口 肇 お疲れさまでした。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−