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リアルってナニ?
時折、「リアル」を売りにした作品を見かけます。
まあ、大抵は作者の考える「リアル」に私自身の思考がなじむのですが
まれに、これはリアルじゃないだろう、なんでこの程度の設定やら舞台背景で
リアルと言い切れるんだ、とツッコミたくなるシナリオがあります。
(まあ、レビューコーナーを見ていればどのシナリオの事を言っているのか
おわかりになると思いますのでここでの紹介はあえて割愛させていただきます)
血飛沫が出るとか冒険者が躊躇いもなく敵に止めを刺すことのみをリアルと
表現するのはどうかと思うのです。普通、人には良心と悪い心
(悪心っていう言葉は聞かないものですねぇ)があります。
光と闇のように、お互い切り離すことの出来ない存在という事は、
皆さんよくご存知ではないでしょうか?
魔が刺したってよくいいますよね。反対に、小さな事で困っている人を
見過ごしておけないと感じる事もありますね?
その一見矛盾しているかのように思える感情の流れこそが人間の「リアル」な感情だと思っています。
(舞台背景の「リアル」は定義しがたい問題ですのでここでは解説しない事にします。
意外と定義するのは難しいですしね)
まあ、世の中悪人はいないなんて甘っちょろい事は言いませんが、悪い面のみを
際立たせて「リアル」なんて言って欲しくないですね。(特にプレイヤーの分身たる
冒険者の性格描写が非情一辺倒だとプレイヤーが反感を覚えることでしょう)
愛とか勇気を大上段に構えてストーリーを構成するのも嘘臭いですが、
残酷さや非情さのみを指して「リアル」と定義するのもおかしい事なのでは?
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