「唐沢 尚人。P・I・T・Cのエージェントをやってはいるが、本業はあくまで考古学者だぞ。……なんだ、その疑るような視線は」
「コードネームは……ってだあっ?!鳩(ピジョン)じゃねえ!!“至高なる赤”(ピジョン・ブラッド)だ!忘れるなよっ」
P・I・T・Cのエージェント。
一介の考古学者だったが、一年前、たまたま兄のライフワークに付き合って入った遺跡でFHに遭遇。
レネゲイドに関わる『何か』を捜し求めていたFHエージェント達に一度殺され、蘇生した。(兄は尚人を蘇生させてから死亡)
そのまま、亡き兄の遺志を継いでエージェントに。
元々、考古学やオーパーツに対する興味は人一倍。
積極的に任務を遂行する優秀なエージェントでもある。
致命的な社会不適合者だった兄の世話が多かったので、家事全般を取り仕切るのは苦ではない。
ごつい、でかい、なんか怖そうと三拍子揃っているのでなんとなく近寄りがたいが、話すと意外にフレンドリー。
特に料理には凝るタイプ。いずれ、調理師免許を取りに行くとか行かないとか。
コードネームの由来は最高級のルビー「鳩の血(ピジョン・ブラッド)」から。
ロイス詳細
“深き紅”(オックス・ブラッド)唐沢 俊也
「困ったなあ。僕は頭脳労働専門なんだよねえ。……尚人、任せたっ」(しゅた)
「尚人ー、ご飯作ってくれよぅ。兄ちゃん腹減ったぞー」猫のように擦り寄る。
「んー、これの仕掛けはこう、っと……」遺跡にて。いつになく真剣な表情。
享年29歳。ブラム=ストーカー/ノイマン。
P・I・T・Cのエージェントだった実兄。一年前に死去。
ただし童顔で背も低いので20代前半にしか見えず、尚人の方が兄に見られることもしばしばあった。(身長169cm、体重58kg)
銀縁の丸眼鏡をかけ、肩まで伸びた髪を黒いリボンで無造作にまとめていた。(本人なりのお洒落だったらしい)
彼が使った《抱擁》で尚人はオーヴァードに。
コードネームの由来は希少性の高い血赤珊瑚の一種、「雄牛の血(オックス・ブラッド)」。
P・I・T・Cメンバーとして活動する傍ら、自身のライフワークである(EXレネゲイドに感染していない)オーパーツの探索に弟を連れて行く事が多かった。
“狩人” 石動 凛
20歳、モルフェウス/ソラリス。
大学の後輩。
大抵出向先で鉢合わせ、オーパーツを巡った争いになるので閉口しているらしい。
オーパーツが絡まない時は良い先輩後輩の関係でいられるのだが。
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