キャラクター名はフランス語で銀という意味を持つ「アルジャン」、ドイツ語で月長石という意味を持つ
「モーントシュタイン」から。名前の響きだけで決めました(笑)
(「最新第2版 ヒット商品をつくるネーミング辞典」(学研発行)という本を見ながら決めました)
ソードワールドのセッションはこの日が初めてでした。
ただ、キャンペーン中に突発参加という事なのでいきなりレベル7です。
(とはいえ「賢者の学院」にこもって勉強していたので実戦が出来るかどうかはわからない、という設定ですが)
普段冒険者として活躍している先輩ソーサラー(でも年下の女の子)から頼まれ、冒険者の宿に向かいました。
(普段ソーサラーをされているプレイヤーの方がお休みでしたので今回入れました。GMの配慮に感謝致します(^^))
色々一癖ありそうな冒険者達(含むメイリーン嬢(笑))とぎこちない自己紹介を終えた後、
依頼人と付き添いの孤児院院長さんが登場。依頼を聞く事に。
依頼の内容は簡単に言えば人探し。3年前にいなくなった自分の息子を探して欲しいとの事。
変わった形をした純金のネックレスをしていたらしいけど、まず売られているでしょうし(ぉぃ)
依頼を聞いた後、遊び人なシャーマンのビリーさん(男)は依頼人の下へ詳しい話を聞きに行き
(ナンパも試みたようですが撃沈していました(^^;;)
その後情報をまとめてからアルジャンは純和風なシーフのゴエモンさんの家でお泊り。
アルジャンはカルチャーショックを感じながらも楽しくお泊りさせていただきました(笑)
(ファイターのヌルハチさんは怖い顔なのでアルジャンは敬遠しています(笑))
次の朝、ホテルの一室で奴隷商人のオジサンと話をしてから
前回幼児を働かせた罪で捕まったオジサンとお話。
(どうやら重度のロリコンのようです。色々なタイプの女の子(10歳以下)に変身させて喜んでたとか(^^;;)
その子供は大抵何にでも姿を変えられるらしい事が判明。
その話を聞いてから依頼人の下へ。(前述したシャーマンさんが行きました)
父親が人間、母親がラミアなので息子はハーフラミアなんだそうです。
(一応、吸血される事を相手が了承していれば共存は可能なのだそうです)
と、そこまで判明した所で事態が急転。
奴隷商人はハーフラミアの子供を手下にしている事が発覚。というわけで孤児院の裏手に急ぎました。
奴隷商人がハーフラミアの子供を騙してこちらの依頼人(母親)を殺させようとしていたようです。
センス・ライをかけて嘘である事は見抜けましたが証拠がなく、戦闘に突入。
別行動をしていたメイリーンさんも少し経ってから息を切らせて登場。
奴隷商人(実はファラリスの神官)と依頼人の息子+ライカンスロープっぽい吸血鬼が立ちはだかりました。
依頼人の息子はとりあえず放っておき(殺すわけにはいかないので(^^;;;)
単体系攻撃魔法のブレードネットを奴隷商人に打ち込んでほぼ無力化させ、
(バルキリージャベリンやバルキリーブレシングの威力も凄かった(@_@))
メイリーンさん(確かマイリーの神官)のクエストで真実を喋らせる事に成功。
(GMから「ドラゴンはクエストしないでください」というジョークが(笑)
すかさず「フォーチュンをクエストしても駄目ですか?」と返してみました(爆))
奴隷商人の告白を終えた後、依頼人の息子以外を全滅させ、残った壷に残っている
「アンホーリー・ソイル」と呼ばれる吸血鬼の寝床もメイリーンが責任をもって処分する事に。
(「ロウでもカオスでもホーリーですもんね」というのは軽いジョークですってばー(^^))
その後、親子の絆は復活してめでたしめでたし。
揃って孤児院でお世話になることになったそうです。
当然、院長さんは子供達に種族の差別をしないよう言い聞かせる事も忘れていません。
とても良い院長さんだと思いました。
(でも、瀉血と吸血はちょっと違うと思うなぁ。ヒルじゃないんだし(笑))
今回の報酬は孤児院の寄付からいくらか頂く事になりました。
現金と魔晶石を3人で分配し、ストーン・スタチューと呼ばれている魔剣は
「賢者の学院」が預る事になりました。
『よくマジックアイテムを紛失する場所』と言われていますが、アルジャンは知らないんだろうなぁ(笑)
この冒険の後、使い魔を使えるようになりました。
感覚共有はしてもしなくても良いそうですが、する予定です。
(2003/10/05)
前回の冒険の後、使い魔の黒猫「ノーチェ」(スペイン語で「夜」という意味)を使役しました。
しかも感覚共有なので使い魔が痛かったら飼い主(笑)も痛いです。
以下、使い魔初使役の回&私にとっては2回目のセッションです。
今回も冒険者の宿から始まりました。
何故か自分と使い魔にゃんこをじっと見てくる宿屋の主人(おじさん)が怪しかったです。
熱い視線で見てくるのである種の気持ち悪さが(ぉぃ)
しかし見つめてくる理由がさっぱりわからないので困惑していると外で軽い騒ぎが。
薄手のドレスを着、額に水晶のような物を付けたお姉さんが下位古代語でハミングしながら
街中を歩いてました(笑)適当に下位古代後で話をした後いなくなりましたが。
その次の日、アイテム盗難事件が発生。
前回のセッションで重要なアイテムだった金のネックレス(変な形)と猫さんに化けられる
とっても危険な襟巻きが盗まれてしまったので捜索を手伝って欲しいという依頼が。
このキャンペーンでは「賢者の学院はあてにならない」らしい(笑)
どうも前日に見た古代風のお姉さんが怪しいらしいのでアルジャンがシェイプチェンジで
古代風のお姉さんに、黒猫ノーチェはポリモルフで鷹に変身して調査を開始。
この時一つだけ心配だった事…もしも鷹にゃんこが空中で魔法を解かれたらどうしようという事。
(だって痛そうだもの、猫さんもアルジャンも。今回は何も起こりませんでした(^^))
そして何故かパーティのメンバーをじっと見つめ続けていた宿屋の主人がドッペルゲンガーだと判明。
単独行動しない&目印で対策をとってから古代のお姉さん(アルジャン変身版)に接触してきた
ドッペル君から色々聞き出す。
古代風の服装をしたお姉さんは何故か生き延びている古代魔術師で、ドッペル君はその
古代魔術師の能力をコピーするよう命令された。
おまけにそれを命令した奴(この辺りで人間じゃないだろうとアタリはつけていた)は
孤児院の裏手にあるほこらにいるらしい事、そこに前々回(アルジャンは不参加)から
ティッチャちゃん(アルジャンの先輩ソーサラー)が探している腕輪があるという事まで判明。
……なんだか孤児院の裏手って悪の巣窟なんじゃないかと疑いたくなってきました(爆)
いや、孤児院の人達の責任ではないけど。
そしてドッペル君にちょっとした手伝い(宿屋の主人バージョンの時に見ていたヌルハチさん
前バージョンに化けてもらって戦闘に参加してもらう事。ちなみにこの時ヌルハチさんは
いかついお人から何故か美青年に進化してました。チャックが気になるけど)
孤児院裏手のほこらに踏み込み、古代魔術師のお姉さん&漆黒の人と呼ばれるバンパイア+雑魚と戦闘開始。
ゴエモンさんが不意打ちで危険なアイテムを使おうとする古代のお姉さんを取り押さえて
追いはぎしている間にドッペル君は雑魚を、他メンバーは主にバンパイアにダメージを与えて倒しました。
(今回はちょっとだけブレードネットの効力が薄かった(^^;;)
戦闘後、アンホーリーソイルを前回の冒険で浄化しておいたおかげで復活の恐怖もなし。良かった。
メイリーンさんが「クエスト」で自分を褒め称える言葉を古代のお姉さんにひとしきり言わせてから
(ある意味鬼ですよそれは(笑))何故ネックレスを盗んだのかクエストで聞き出すことに。
実は金のネックレス+腕輪二つを組み合わせると簡易タイムマシンになるので
それを全部合わせて元の時代に戻りたかったのだそうだ。
とはいえ現段階でそのアイテムは全部揃っておらず、そのうえ古代のお姉さんが仮に
元の時代に戻ってもその時代の王国が滅びるので死んでしまうと説得。
古代のお姉さんことベルダンディは盗んだ品物を全部返し
(魔晶石は全部もらった後、術者間で分配)賢者の学院で古代の知識を教える生き字引的存在に。
(むしろ天然記念物扱いになるのかな?)
とりあえず、今回もめでたしめでたし。かな?
(2003/11/02)
今回から年下だけどアルジャンの先輩ソーサラーなティッチャちゃんが帰還。
ティッチャちゃんの家がレベルの低いシーフに荒らされ、おまけに賢者の学院にいるティッチャちゃんと
アルジャンの師匠(女の先生です)へ報告に行った帰り不意打ちを食らってリュックを盗まれかけたという
ハプニングは起こったけれど、リュックも無事に取り返して持ち主も無事だったので良し。
まあ、相手は戦闘力のないシーフだったし。
シーフ達はビリーさんのチャームにより色々吐かされた後にヌルハチさん(また濃くなった(笑))の下僕になったようだ。
これでアルジャンとセットでダブルソーサラーなパーティに(^^)めでたい。
その一方で、オランの街で魔獣が闊歩しているという噂が。
その上孤児院に魔獣が棲み付いているという噂まで流れる始末。
(つくづく孤児院って厄介事に巻き込まれまくっているような気がしないでもない)
ちょっと不安を覚えたのでパーティ全員で孤児院に。
孤児院の扉を開くと、そこには美男美女のお茶会……上半身は確かに美男美女だけど
下半身はタコの足が八本生えてたりサソリの尾が生えてたり。メデューサだったり。
しかもコカトリスまで走り回っている始末。(ヘンルーダ草を即座に食べたのは言うまでもない)
パーティが孤児院の院長をやっているお姉さんに聞いてみると、ハーフラミアの子供(前々回に登場)が
コンパクトのような物を拾って使ってからそうなったらしい。
前回、ベルダンディお姉さんがコンパクトのような物を持っていたので気になること気になること(笑)
どうも古代の人間が作った品物らしいと当たりをつけたが、この後恐るべきアイテムを目撃した。
なんと現在は神として崇められているマイリー神やファリス神、ファラリス神がグリーティングカードに
封じられ、伝書鳩ならぬ伝書神を行うという物凄く無意味っぽいアイテム。
流石古代人。やる事がムダに無意味なのに技術力だけは高い(爆)
他にもサラマンダーとウンディーネが動かしている自動で湯が沸くポットや
サラマンダーの精霊が動かしている火時計、ウンディーネが動かしている洗濯機など。
どうやら貴族から寄付された品らしい。使い方がわからなかったから譲られたのだろう。
メイリーンさんはマイリー神の信者なので子供から100ガメルで買おうと大人気ない行動を
取っているのを横目にティッチャちゃんとアルジャンはきょとんとした顔。
結局5000ガメルの寄付と交換に手に入れ、マイリー神殿で厳重に保管されたそうです。めでたしめでたし。
……いや、ここでは終わりませんが(ぉぃ)
とりあえず奇妙なお茶会の元凶となったコンパクトを借りて賢者の学院に行き、古代のお姉さんこと
ベルダンディにコンパクトの効果を聞きに行きました。やっぱり古代のアイテムは古代の人に聞くのが一番だ。
コンパクトを見せると、聞きたいことを全部答えてくれた。
コンパクトの正体は「支配のコンパクト」と呼ばれるアイテムである事、願い事を言うと
世界中の人間やモンスターが従う事が明らかになった。
ハーフラミアの子が「みんな仲良くなりますように」というお願いをしたので奇妙なお茶会が起こってしまったらしい。
(ティッチャちゃんはこれで変身出来ると思っていたようなのであからさまにがっかりしていた(笑))
使いようによっては危ないのでパーティの中でも一番無欲っぽいアルジャンが預る事にした。
(確かに他のメンバーだととっても危険。一国の主になりたいヌルハチさんとか女好きなビリーさんとか(爆))
今は何故か再び魔力の塔が復活したのでベルダンディも魔力がみなぎっているし
古代のアイテムも使えるようだが、もしも魔力の塔が倒れてアイテムの効果が切れるとなると
恐ろしい事になるので(特に支配のコンパクト。本来なら敵対関係のモンスターが多すぎるー(汗))
孤児院に戻って一部のモンスターの方々にお引取り願って一安心。
しかし今度は魔界へ帰ったはずのドッペル君(前回参照)が登場。
またある人に命令されて魔界へ帰れず難儀しているらしい。不憫なのでアルジャンが焼きりんごを
渡してみたり使い魔の猫と戯れさせてみようとしたが余計にいじけられた。魔界の住人って難しい。
事情を聞くと、どうもティッチャちゃんが持っているらしいアイテムを強奪するように言われたようだ。
リュックサックを盗むようシーフに依頼したのもおそらく同一人物らしい。
そこでビリーさんはこっそり借りたファラリス神が伝書神を行うグリーティング宅配カード(勝手に命名)に頼んで
ドッペル君に命令しているオルなんとかというソーサラーの所にティッチャちゃんのペンを送り、
ロケーションをかけるという荒業で命令した人間が賢者の学院の教員室にいるとわかり、そこへ向かう。
(ペンは届けた直後に付き返されたが)
しかし、向こうも追跡に勘付いたので逃走。賢者の学院内を探しても何処にもいない。
そこでアルジャン&ティッチャちゃんの師匠に指示をもらおうと思い探しても何処にもおらず。
仕方ないのでオルなんとかという名前の該当者を賢者の学院にある名簿で調べると
師匠が以前違う名前、つまりオルなんとか(忘れた(こらこら))と名乗っていた事が判明。
何をするつもりかはわからないのでベルダンディに作ってもらった遠見の水晶を使いつつ
師匠がたどり着いた場所、コロシアムの入り口前に到着。
入り口にはよくわからない木が生えていた。セージチェックで女の子のモンスターが生えてくる
(いや、生まれてくる?)物騒な木だと判明。その木の下にユニコーンが立っていた。
その木から女の子のスフィンクスが生まれて「人は何故生きるのでつか?!」(誤字に非ず)という問いかけを
してきたのでアルジャンが自分の答えをくどくどと答える。意外にスフィンクスちゃんには好評だった(^^)
ユニコーンは本来清純な乙女になつくはずの生き物……なんだけど何故か語尾が女言葉で
ビリーさんやヌルハチさんやアルジャンになつくなつく。どうも男性PCとの肌と肌の触れ合いがしたいそうで。
一瞬、雌のユニコーンかもしれないと思ったがユニコーン自身が自分はオカマだと暴露。
いやー、近寄らないでー。とか思っているとアルジャンはビリーさんに鳩尾を殴られ気絶。
同じように感覚共有していた猫さんと仲良く気絶している間にユニコーンの背に乗せられ運ばれた。
いじられキャラとしては美味しいけど、アルジャン本人としては屈辱だと思われる(笑)
やがてユニコーンは現在義理で従っている相手(ようするにパーティ全体の敵。アルジャンとティッチャちゃんの師匠)
の所についたのでアルジャン&猫を降ろし、他のパーティのメンバーも追いついたので戦闘開始。
師匠は自分実力を越えた力を手にしたティッチャちゃんやアルジャンに嫉妬。
おまけに名声まで上げているのがどうしても我慢ならず、戦いを挑んできたようです。
特にティッチャちゃんに対する嫉妬は凄まじく、本当なら赤ん坊の頃に死んでいたはずなのに、と
言いながら襲いかかってきました。
(アルジャンは自分の名声を気にしていなかったため、更に師匠の怒りを買った(爆))
何故か一番敏捷度が高いアルジャンが最初にカウンターマジックを。ムダにクリティカルしました(笑)
ユニコーンのヴァルキリージャベリンを受けた後、(一応ダメージ軽減は出来た。カウンターマジック万歳)
続けてビリーさんがヴァルキリーブレシング、ゴエモンさんが師匠を羽交い絞め、
ティッチャちゃんが行く手を阻むミスリルゴーレムの裏にヌルハチさんをテレポート、
ヌルハチさんがユニコーンに攻撃…と戦闘が前回以上にカツカツに。
いや、楽しいですけどね。でもオカマなユニコーンの台詞が怖いのですよっ(ほろり)
こういうカツカツの戦闘の時こそプリーストであるメイリーンさんの回復にありがたみが出ますねぇ(^^)
今回、セッション前にレベル8になったので(ティッチャちゃんも同様)初の8レベル呪文
ライトニング・バインド9倍がけという大技をユニコーンに敢行。クリティカルも回してユニコーンに
大ダメージ。強力でいいですねぇ。でも魔晶石を使い切ったうえにこっちの精神力はいきなり3になったりとか
しましたけどね(笑)ユニコーン恐るべし。あの一本角とオカマ言葉は伊達じゃない(←何が言いたい)
『結局、ビリーさんのミュートで無力化した師匠に降伏勧告をさせてユニコーンもとりあえず生き延び
(いや、ライトニング・バインドやエネルギーボルト10倍がけで死亡判定まで追いやってしまいましたが(酷い))
ユニコーンはヌルハチさんの飼い馬になると誓いを立てました。めでたしめでたし?
でも、一旦ユニコーンの故郷に戻って挨拶してからだそうです。
師匠は一旦メイリーンさんのつてでマイリー神殿にお世話になっていたようですが、
数日後、旅に出てしまいました。自分を見つめなおす旅を始めたのでしょうか?
そして師匠と戦った後にもう一度賢者の学院に戻り、ベルダンディさんに古代の品物について、
特に十の言葉を元に創作した品物について聞いていた所、突然ベルダンディさんが
苦しげにうめいてぱったりと倒れ、死んでしまいました。ヌルハチさんがいつのまにか覚えていた
キュア・ウーンズを使っても蘇る事はなく、しかも彼女の頭が異常に軽かったのです。
まるで頭の中身がなくなったかのように。
孤児院に残された古代のアイテムは今も機能していて、私達はアイスクリームなる物を食べました。
冷たくて美味しかったのですが、これも精霊が動かしている「アイスクリーム製造機」という物で
作ったのだそうです。ちょっと複雑な気分ですね。精霊さん、ご苦労様です。
私はアイスクリームを食べながら、強力な十の言葉をヒントにして作られた古代の品物について考えるヒント…
十の賢者が創り出したとされる十の言葉を、思い出してみました。
エレメント(四大精霊)、ソーサリー(基本)、ネクロマンシー(死霊)、チャーム(精神)、クリエイション(創成)、
コンジュラー(召喚)、ウィザードリー(統合)、イリュージョン(幻覚)、エンチャントメント(付与)、
エンハンス(拡大)……もし、ネクロマンシーの力を持った古代の品物が現存しているのならば……
恐ろしい事になるのかもしれません。
私が預っている支配のコンパクトも、狙われる日が来るんでしょうか?』
(アルジャンの日記より、抜粋)
(2004/1/11)
今回、レギュラーメンバーのティッチャちゃん&ビリーさんのプレイヤーがお休みなので
その分二人ゲストとしてギャンブラーマニアな戦士のお姉さんと仙人チックなシャーマンのお兄さんが登場。
(いつものメンバー…王志望のヌルハチさん、武器マニアなメイリーンさん、人望あるシーフなゴエモンさん、
そして気弱ソーサラーのアルジャン)
セッション前に弱い(らしい)アルジャンのソーサラーレベルが1上がった。
賢者の学院でのごたごたを解決したから…らしい。一体幾つのごたごたを解決したんだろう(笑)
今回もいつもの宿屋でまったりしていると、宿屋の主から仕事の依頼が。
何故か高レベル冒険者の力を借りたいらしい。超高級宿屋(平たく言えばホテル(爆))へ招待され、
勿論タダ飯タダ酒。その待遇に惹かれたもしくは宿屋のおやっさんの懇願により依頼主に会う事に。
ただでさえゴージャスなホテルなのに奥のVIPルームに案内され、依頼人も到着。
ここでいきなりセージチェック。
パーティのうちシャーマンのお兄さん達は依頼人が王様と気付いたが、アルジャンは判定に失敗。
そっかー、賢者の学院に篭ってたからわからないんだきっと(笑)
通り一遍の挨拶を終え、王様は依頼の話に入った。
二週間前に開かれた舞踏会で出会った吟遊詩人のお姉さんの容貌と優しさに惚れたので、
その女性を探して欲しいのだそうだ。八十歳(でも魔法の力で見た目は四十代)で初恋かぁ。
まあ、王様だし政略結婚でお妃を娶ってお妾さんを適当にみつくろったんだろうけど(ぉぃ)
本当はとても賢い王様のはずなのに今は恋に狂うオジサンと化しているので哀れに思い、依頼を承諾(爆)
四つに分かれて情報収集しているうちに、吟遊詩人のお姉さんは元々性格の悪い人だった事がわかった。
かなり周囲の評判も悪かったらしい。
一方、メイリーンさんに付いていったアルジャンはメイリーンさんの父親のグチを聞くだけで収穫は特になし(^^)
一通り情報収集を終えてゴエモンさん&ヌルハチさんを除いたメンバーがいつもの宿屋に戻ると、
里に帰ったはずのユニコーンに乗ったヌルハチさんが登場。
吟遊詩人のお姉さんがゴエモンさんの部下にさらわれたという情報を聞いたが、なんだか怪しいので
ユニコーンが本物かどうか疑ってみた。……少なくとも口調と態度はホンモノそっくりだー(汗)
その間、ゴエモンさんはシーフギルドで情報収集。
ゴエモンさんの部下三人がアルジャンを暗殺しようとしているという情報を入手。
そこでいきなりシーン切り替え。
アルジャンの下へシーフギルドの情報にあったゴエモンさんの部下トリオが襲撃。
魔法のアイテムで暗殺されかけた。とりあえずメイリーンさんのおかげで一撃死を免れ(笑)、
その間にアルジャンが使い魔を走らせ、シャーマンのお兄さんとゴエモンさんを呼び戻して
ゴエモンさんの部下トリオを鎮圧。(名前は著作権の問題で直接出せないが、ドラ○エ2の主人公三人の名前(笑))
吟遊詩人のお姉さんをさらったのは確かにこの三人である事がわかり、孤児院の裏にある納屋へ
連れて行ったと白状してくれた。…………またかい、孤児院悪の巣窟化しているなぁ(笑…い事じゃない)
何故アルジャンを狙ったのかと聞くと、巧妙に偽造された手紙でゴエモンさんに頼まれたと思って
吟遊詩人さんをさらった後、実はゴエモンさんからはなくアルジャンの生き別れの兄(らしい)クーストゥースという
シーフの命令だった事がわかり、弟のアルジャンを殺害して復讐する予定だったようだ。
なんて傍迷惑な。身に覚えの無い事で殺されかけるなんて不幸過ぎだ、アルジャン(^^;;;;;
早速孤児院裏の納屋に向かうと、もぬけのから。
実は孤児院の院長さんが納屋にいた吟遊詩人さんを介抱していたのだそうで。
シャーマンのお兄さんとアルジャンがそれぞれの方法で吟遊詩人のお姉さんを調べてみると
(センス・オーラとセンス・マジック)お姉さんには何か魔法がかかっており、
彼女には何かが憑依しているかもしれない事が発覚。
(しかも王様の贈り物と好意にはとても困っているらしい)
一体吟遊詩人に何があったのか推測している間にオラン(街の名前)の警備隊が到着。
記念日に毒入りチョコレート菓子を王様に贈った疑いで孤児院の院長さんが逮捕されそうに。
院長先生の疑いを晴らす為に(ついでに王様と吟遊詩人さんに話し合いをさせる為に)
お城まで吟遊詩人さんを連れて行った。
平行線をたどる王様&吟遊詩人さんの話し合い中に、シャーマンさんが王様の周りで暴走している精霊の力を弱め
アルジャンが吟遊詩人の周囲にセンス・マジックをかけた。
吟遊詩人さんが持つ日傘が怪しいようだとわかった。
(他に、吟遊詩人さんが普段使うリュートも持っていた。どうも家に代々伝わる家宝なのだそうだ。
きっと古代のアイテムなんだろうなぁと思った。特に日傘は)
ついでに毒入りチョコレートの包みも調べ、これまたクーストゥースが偽造した品だと判明。
自動的に院長さんの疑いも晴れたので一旦孤児院へ。
するとなんだかステキに壊れたラミアのお姉さん(2003/10/05参照)を発見。
(ゴノ○ゴ吉○家ネタはやめましょうよぅ、GM(爆))
孤児院の地下室で悪魔が怪しげな儀式をしている所を目撃したらしい。
パーティ全員で地下室をこっそり見に行くと、悪魔達がパワーリンクの呪文を行使している最中だと判明。
このまま放っておくと一度に行使出来る精神力がどんどん増加し、どんなに強力な呪文も扱えるので
非常に危険なので出来るだけ早く魔法を行使している中心となっている者を倒す事が重要なのだが、
地下室に集結している悪魔は10レベルを超える危険な連中ばかりなので一旦あきらめ、
孤児院に危ない古代のアイテムが無いかどうか調べ、幻覚のコンパクトなるアイテムを発見。
でも地下室の儀式には関係ないようなので、先に居場所が判明したクーストゥースを倒しに(捕獲しに?)
前回向かったコロシアム近くのアジトへ向かった。
そこでいきなりシャーマンのお兄さんがアジトに向かってクラックをかけ、地割れで中にいた人間を一網打尽に(笑)
その中に死なない程度に大怪我したクーストゥース&雑魚シーフ達が。
一件落着かと思われたが、突如空中から正体不明のモンスターとフェニックスが飛来して戦闘に。
今回から魔法の拡大ルールが新ルールバージョンに移行。
魔晶石が一度の魔法行使につき一個ずつしか使えないのって意外ときついんだなぁと実感しながら
補助魔法でファイター達を支援。今回は攻撃呪文を全部防がれてショック(しくしく)
ファイターのお二人(ヌルハチさん&ゲストPCのお姉さん)とゴエモンさんの物理攻撃のおかげで
飛来してきた不思議モンスター(名前忘れた)を撃退、フェニックスはモンスターからの呪縛から逃れたので
シャーマンのお兄さんにお礼を言いながら何処かへ飛び去っていった。
地割れに飲み込まれたままだったりするアルジャンの生き別れな兄(本当に生き別れだったんだなぁ、びっくりだ)
の処遇をアルジャン自身が決める事に。少なくとも毒入りチョコレート菓子の件は見逃す事が出来ないので
警備隊に引き渡してめでたしめでたし。(あっさり兄を見切る冷たい弟…(笑))
と今回はここで終了。
ちなみにユニコーンに乗ったヌルハチさんもどきは前回解放されたドッペル君でした。
情報提供してくれたのはありがたいけど、事態を混乱させた張本人と言ってもいいんだよねぇ(^^;;
(ユニコーンはホンモノだった。まあ、わざわざあのユニコーンの真似をするドッペル君なんていないか)
セッション終了後に、GMから吟遊詩人お姉さんが持つ日傘とリュートが十の言葉をモチーフにした
古代のアイテムである事を聞きました。なんだー、日傘だけだと思ってたよぅ(^^)
あの傘は心優しいドワーフのお姉さんの霊が憑依しているネクロマンシーのアイテム、
リュートは王様限定で強力なチャーム(精神関連(今回は魅了))をかけるアイテムでした。
てっきり傘がチャーム系のアイテムだと思ってました、てへ(自爆)
(2004/2/1)
今回、セッション前にアルジャンの容姿を記入する部分にとある絵を書いてみた。
……鼻眼鏡をかけてリボンを首に巻いたたうさぎだけど(何)
キャラクター絵の代理だったはずが何故か着ぐるみスタイルだと言う事になってしまった(ぉぃ)
(データ的にはクロスアーマーらしい<着ぐるみ)
今回、また王様から依頼。前回、王様が一目惚れした吟遊詩人さんの護衛任務だとか。
新しい孤児院を立てる場所の下見に行くから、という理由。
ええかげん私情入れるのやめてくださいとも言えず(笑)(宿の親父さんの首もかかってるので)引き受ける事に。
まあ、いいけど。前程無茶な依頼じゃないからね。
まあ、ヌルハチさんとティッチャちゃんが道中船の上でタイタニックごっこを巡って
命のやり取りをしていた事以外は平和に任務完了。(←この辺りからラブコメチックに)
その後、任務を果たして宿屋に戻ると孤児院の院長さんから依頼が。
なんでも孤児院の裏の森で魔獣が人を襲うとか毒を撒いたとか近辺の村で石像が見つかったとか。
ちょっと状況が深刻そうなので依頼を受ける事に。
さっきの護衛任務よりは随分まともな依頼だ(こらこら)
草津の湯でも治せない病を抱えた(爆)ヌルハチさんを引きずりつつ、村へ直行。
案の定、石像は石化したオランの騎士だった。
メイリーンさんが石化を解除。んで、その時にアルジャンは着ぐるみスタイルで騎士にご挨拶したので
理不尽にメイリーンさんからハリセンアタックで13点喰らう。うわーん、ひどいー。
(この後、プリースト技能を持つヌルハチさんとゴエモンさんに治してもらった)
石化が解けた騎士は、どうやら裏の森で『何か』に石化されたらしい。
裏の森へ向かうと、軍隊口調のレンジャーのお兄さんに遭遇。(何故そんな口調なんだろう?)
ハーピーやらなんやら危険っぽいモンスターが出た(と本人は主張)ので
弓矢を撃ったり罠を仕掛けていたりしたのだそうだ。
そこへ怒り心頭のハーピー登場。お友達を捕まえたり食べたりするのはやめてと抗議しにきた。
確かに言い分はもっともなので(そもそも、彼らは前々回で支配のコンパクトで孤児院に集まった
大人しいモンスター。でも肉食系の危険なのもいたので人間のいない所へ放した……はずだったんだけど(^^;;)
パーティ全員で対策を考える事に。
結局、以前ユニコーンと鉢合わせした遺跡へみんなでお引越しする事に決定。
そこなら、何も知らない人間と鉢合わせしたり襲われたりはしないので安心。
で、それが解決した後に再び王様から依頼。
港町で発熱、嘔吐を引き起こす正体不明の疫病が流行っているので、オランに飛び火しないうちに
冒険者が集っている町で疫病に関する情報を収集して欲しいという。
しかも、ダークプリーストが関わっている可能性もあるのだそうだ。
なんか王様の依頼で初めてまともっぽいのを受けた気がする…(何)
とはいえ、アルジャンとティッチャちゃんは賢者の塔で事前に疫病について調べ物をした。
ヌルハチさんはファリス神殿でダークプリーストについて調べ物。
結果、ダークプリーストが疫病を振りまく魔法はかなり限られている事が判明。
疫病に関して言えば、近いものはフンババ・カース、バルーン・バースト等に絞る事は出来ても
病気自体を特定する事は出来ず。疫病を引き起こすマジックアイテムは今の所発見されてない事がわかった。
ここまで情報を収集した後、冒険者達が集うパダの街へ向かって情報収集。
しかし、この街までは疫病が飛び火していないという。
それもそのはず、この街は疫病が発生した港町とは遠く離れている。
ここで疫病が発生しているのならばオランがとっくに壊滅のはず。
……と言う事に気付いたのでヌルハチさん以外の全員で即座にオランまでテレポート。
ヌルハチさんは一足先に港町までテレポートで飛ばしてもらって、港町を焼き払って
疫病を根絶しようとする軍隊を止める役割を担った。
パーティがほぼ全員で王様を問い詰めると、情報を収集する依頼は高レベルプリーストである
メイリーン(レベル10)を逃がす為の口実だったと白状。
さらに、疫病の正体はフンババ・カースである事も判明。
ようするに優秀な人材を失うわけにはいかないという判断による政治的決断だったわけである。
確かに疫病の真相を知ったら突貫しちゃいますからね、メイリーンさんの場合。
当然、真相を知ったパーティはテレポートで港町へ到着。
軍隊をまとめてなぎ倒しそうなヌルハチさんを止めて一旦患者の治療に当たる。
そこで、最初に感染したらしい患者から「誰もいないはずの遺跡に行った時にやられた」と
明確な解答が。早速その遺跡へ向かった。
はっきり言って、丸腰で何が出てくるかわからない遺跡に行くのは自殺行為だと思った。(特に一般人は)
そこにはなんだかちみっこいけど大きな目玉と大きな口の怪物がいた。
どうやら、フンババの子供らしい。ちょっとびっくり。
そのうえ、このモンスター自身は炎を吐けるかどうか不明だけど母親のフンババ
(サクラというらしい。似合わない…(爆))によりフンババ・カースをうつされた状態で、
最初の依頼で向かった島から来たらしい。ようするにキャリアってわけだね。
そこまで教えてくれた後、なんだか攻撃しそうな気配だったので思わずアルジャンが迎撃。
倒してしまった。その後他の人が感染しないように死体も処分。
そして島までテレポート。するとロードス島に向かったはずのオランでも有名なパーティが
わけのわからないうちに攻撃してきた。流石に殺すのは寝覚め悪いので負傷しながらも
全員羽交い絞めにした後身動きが出来ないようにロープで縛った。
その時、パーティは意外な人物(&動物)を目撃した。
なんと、前々回の冒険が終った後に死んだはずの古代のお姉さん(ベルダンディ)と
ヌルハチの家来になったはずの色々怖いユニコーンが目の前に立ちはだかった。
……まあ、フンババはいるだろうとふんでいたけど。
ちなみに、ベルダンディだと思ったけど実はベルダンディの脳を食べて(うっぷ)能力をまるごとコピーした
前々回と更にその一回前の回に登場した「魔界に帰りたーい」とぼやいていたドッペルゲンガーだった。
魔界に帰りたいんじゃなかったのか?!Σ(゜□゜;;;)
と聞くと「疫病でいけにえを大量に出してヤバイ召喚術を使う予定だった」と暴露してくれました。
さらにチャームで操られているらしいユニコーンと子供を殺されて怒っている妙なデザインのフンババ
(目玉のオ○ジみたいな奴。しかも一本足)と戦闘する事に。まあ当然か。
放っておいたらオランが壊滅しそうだし。
戦闘開始からユニコーンに手番が回る前にユニコーンの角を折るという作戦に出、
慌ててGMがルールブックをひっくり返してました(爆)確かに、結構びっくりする手段。
結局、角の強度は普通の動物の角の強度と同じと言う判断を下し、ユニコーンの角を折る事に成功。
これでユニコーンの回復魔法は使用不可能になったのでユニコーン以外を殲滅。
相変わらずビリーさんのヴァルキリー・ブレッシングはとても便利です。
途中、ヌルハチさんがフンババ・カースにかかったり(後でメイリーンさんに治癒してもらってましたが)
ヌルハチさんがティッチャちゃんに愛の告白をした後突貫したりと見所満載でした。(でもすれ違い。せつない(何))
この後、ユニコーンも別のパーティもチャームからさめました。めでたしめでたし。
ユニコーンの角はもう治らないけど、それでもめでたしめでたし(無理矢理)
オランに戻ると、かなり英雄扱いされるパーティ達。
王様もご満悦。望むご褒美をくれるそうです。
ヌルハチさんは王様殴っておしまい。でもご老体だよね王様って(爆)
あとは、アルジャンが地図をもらった事くらい。いまさら何かもらうものってないしね。軍資金もたっぷりあるし。
そして皆、別の道を歩む事になりました。
ティッチャちゃんとヌルハチさんは気持ちがすれ違ったまま(爆)弟子と師匠という関係に変化しながら新たな旅に。
精霊使いのビリーさんも別の街へ美人を求めて旅に出る事に。
さらにゴエモンさんとその部下、アルジャンは地図を片手に連れ立ってゴエモンさんの祖父の墓へ向かう事に。
結局、オランに残ったのはメイリーンさんだけです(笑)
……でも、なんだか旅に出た先でばったり会いそうな気がするのは何故だろう(^^)
これで、今回のキャンペーンは終了。
私は途中参加でしたが、とても面白かったです。
次のキャンペーンではシーフ兼バードのキャラ(予定)やるぞ!
(2004/3/7)
戻る