キャラクター名はフランス語で行進曲(マーチ)という意味を持つ「マルシュ」から。
今回、吟遊詩人も兼任するのでこの名前にしました(笑)
(「最新第2版 ヒット商品をつくるネーミング辞典」(学研発行)という本を見ながら決めました)
今回がキャンペーンの初回。
まずは冒険者6人の出会いから。
それぞれ、依頼やら調査命令やらを受けて宿屋で冒険者を探しに集まった。
ちなみにマルシュはクラール村で季節的に咲かない花が咲くという異常事態が発生しているので
詳しい情報を仕入れる、かつ季節外れの花を持ち帰るという任務を受けた。
シーフギルドの命令は基本的に絶対なので二つ返事で。
宿に入り、様子を見ると他の冒険者が五人集まって何やら話しているのでエールを五杯、
そのテーブルに渡した。(なのでお金を5ガメル消費)
その冒険者達が全員、クラール村に依頼を遂行しに行くとわかったので合流。自己紹介を行った。
まず、なんだか偉そうな貴族出身でファイターとソーサラー、バードを兼任しているのフィリオ君
(マルシュは「金持ちのボンボン」と認識(笑))。
その付き人をやっているファイターのクレイルさん(どうも苦労人らしい、と認識)
最年長の40歳。パーティの平均年齢を底上げしている(爆)、シャーマンとレンジャーを兼任しているロウおじさん。
駆け出しソーサラーでなんだか赤ずきんちゃんチックな女の子、ラティアちゃん。
んで、年齢不詳な妙齢の美女なのになんだか世間ずれしていない……というかありていに言えば
世間知らずなファリスのプリースト、シャリテさん。
フィリオとシャリテのズレた会話に頭を抱えつつ、宿屋で募集されていた「干物をクレール村に運搬」という依頼を遂行。
依頼人が村についてこないので、なんだか怪しいと思って干物を調べてみたが特に怪しい点はなかった。
……干物に混じってミイラなんかがあるのかと思ったのに。ちぇ(ぉぃ)
野営でフィリオぼっちゃんがゴブリンに餌やって大騒ぎしたが、おおむね順調に村に到着。
クラール村の入り口で、泣いている女の子を発見。
聞いてみると、うさぎが死んだので悲しんでいる様子。
それを見て世間知らずコンビ(←酷い)なフィリオ君とシャリテさんが女の子を慰めようとした。
でも、小さな女の子に難しい事やファリスの教義を教えても意味がなさそうなのでマルシュが止めた(爆)
ツッコミ役バンザイ。(何)
で、シャリテさんが女の子に後でうさぎの葬式をする約束をしてから村長に荷物を引き渡し。
その後、クラール村の異常事態について話してもらった。
秋なのに山の上で桜が咲いてたり、村のおばさんが丹精こめて育てていた薔薇が枯れたり、
死ぬ前日までぴんぴんしていた牛やうさぎが死んだり。
話を聞いてみると確かにおかしな話なので、とりあえずみんなで山の上にある桜の木を調べに向かった。
シャーマンのロウおじさんが調べると、どうもサラマンダーの力が強くなっている事が判明。
よくわからないのでセンスマジックでラティアちゃんが調べると、桜の木の下にマジックアイテムらしき物が
埋まっているようだとわかったので掘り起こすと野球ボール大の水晶球を発見。
なんだか薄いピンク色に染まっている。マルシュは「売れそうだ」と判断した(ぉぃ)
他に牛小屋や畑も調べてみたら、水晶球を発見。
熱射病で死んだ牛がいた牛小屋では桜の木の下で発見した物と同じ薄いピンクの水晶球。
寒さで苗が枯れた畑では薄い水色の水晶球が発見された。
一方、うさぎの葬式をしに行ったシャリテさんはうさぎを飼っていた女の子から
「父親の様子がおかしい」という話を聞き、母親からさらに「昨日失踪した」らしい事を聞いた。
で、うさぎに触ってみるとなんだか凍ったかのような冷たさなのでとりあえずうさぎを預ってパーティに合流。
情報を総合すると『水晶球が事件を引き起こしている』『女の子の父親がなんだか怪しい』
『女の子の父親は行動範囲が狭く、森に行った可能性が高い』らしい。
早速森に向かうと、なんだか目の焦点が合っていないおじさんが水晶球を埋めようとしているので
気絶させた上でシャリテさんがサニティをかけて村に連れ帰った。
おじさんは気絶しているので活を入れて起こして何をやっていたのか事情を聞くと、
ハーピーのディーラ種にチャームをかけられて水晶球をひたすら埋めていた事だけがわかった。
(セージチェックでハーピーだとわかったのはフィリオだけ。(なんと、クリティカル!)
一般知識はともかくモンスターの知識はかなり豊富らしい)
埋めるはずの場所をさらに聞いたら、畑やら苗木の保存場所だったという。
そんな所に水晶球を埋められたら確実に村の食糧に関わる問題が発生する。大変だ。
と、ここで村人が衝撃的な発言を。
なんと、森でハーピーを撃ち殺してその肉を食べてしまったのだとか。
一体何をやってるんだ、村人!むしろ、食うなそんな肉!!
とりあえずこのまま放っておいたら村が水晶球で滅びてしまう事は確実なので
ハーピーを説得しに森へ向かおうという結論を出した。
次の日の朝、いきなり知覚チェック。
……初の1ゾロだしました(しくしく)
どうもグリフォンが村を偵察していた様子。
森の方へ飛んで行ったので後を追い、新たに埋められた水晶球をまた掘り出した。
(木を枯らして洪水を起こすつもりだったようだ(!))
さらに後を追って行くと、洞窟らしき場所に入って水晶球をうっとり眺めるグリフォン。
光り物が大好きなのだそうだ。ちょっとだけ可愛いと思ってしまった(爆)
グリフォンは、また偵察に出かけたのでシーフのマルシュが洞窟を調査。
いやー、こういう時に1ゾロ出さなくて良かった(^^)
フェザーフォルクなるモンスター(亜人?)と、魔法使いらしき者がいるんじゃないかという
調査結果が出たので一旦洞窟の入り口に戻ってパーティメンバーに知らせた。
……だって、そのまま進んだら絶対殺られるし。
改めて洞窟の奥にある祠へ向かうパーティ。
そこでフェザーフォルクがなんだかまどろんでいる様子なので声をかけて起こした。
この事態を引き起こした理由を聞くと、遥か昔に自分の相棒を殺された恨みを晴らす為だと言われた。
今になって復讐を敢行したのは、魔法使いから水晶球をもらったから。
ハーピー殺害云々も、フェザーフォルクが裏で糸を引いていた。ハーピー達を手駒に使う為だけに。
ここまで根深い逆恨みだと説得の余地はないと判断し、戦闘に入った。
フェザーフォルクはフィリオ君&クレイルさんが倒し、後から追いついてきたハーピー
(ディーラ種のハーピーと小さい別種のハーピー2匹)もなんとか倒した。
フェザーフォルクはともかく、ごめんよハーピー。
間違いなく、彼らハーピーもフェザーフォルクの被害者だったと言えるわけだし、せめて彼らとは
戦わずに済ませたかったのだが。村に戻る前に、墓を作ってハーピーを埋めた。
マルシュも、ガラじゃないけど手を合わせて彼らの冥福を祈る事にした。
村人には流石に真相を話すわけにはいかないので、「ハーピーは何処か別の場所へ引っ越した」と事実を曲げて伝える。
まあ、村の問題はこれで解決した。
水晶球をフェザーフォルクに与えた魔法使いが一体何者なのかは結局わからなかったけれど。
本日の報酬…500ガメル、水晶球(使用済)15個(シーフギルドに献上予定)、
魚の干物(マルシュの嫌いなものだったので別のメンバーに押し付けた(ぉぃ))
(2004/4/4)
キャンペーン第二回。
今回の依頼は貴族であるフィリオ君の幼馴染み、ガナー家のヘローブン君(金持ちのボンボン二号と認識(ぉぃ))から。
婚約者の欲しがっているミスリル銀のペンダントが近くの遺跡にあるから取りに行って欲しいのだとか。
早速パーティ全員+ヘローブン君の執事さんで探索に。しかし探せど探せど見つからず。
ちなみにこの依頼、前金は1人1000ガメル。流石金持ち、依頼の相場がわかってない(笑)
そして所望するアイテムが見つからなかった事をヘローブン君に告げ、それを聞いたヘローブン君が
シャリテさんが司祭としてほぼ常駐しているファリス神の神殿にいる婚約者のオラル嬢にその事を報告しに行った。
結果、オラル嬢は大激怒。ヘローブン君にありとあらゆる罵詈雑言を叩きつけてから
貴族の令嬢らしく失神してしまいました。
で、ヘローブン君涙目。
まあ、いくら苦労知らずのボンボンだからってここまで酷い事言われたら凹むよねぇ(^^;;;
で、今度はヘローブンから酒場に待機するよう言われて1日につき1人100ガメル。
そういうわけで酒場にて待機していると、猛スピードで馬車がやってきて
酒場のドアを蹴破り(←そこまでやってない(爆)でも勢い的にはそんな感じ)、一人の貴族女性が中に入ってきた。
で、その女性はヘローブン君の母親。
なんでも、ヘローブン君とオラル嬢の婚約を破棄させる手伝いをしてくれと物騒な依頼をしてきました。
なんとかフィリオ君がやんわり依頼を断り、渋々帰るヘローブン母。酒場のドアは壊さないようにね?(笑)
その後、マルシュの所にシーフギルドのお使いが。
ヘローブン母はシーフギルドに、オラル嬢の秘密を探るという依頼をしていたと聞く。
……もしかして、秘密がなかったら捏造もさせるつもりだったんだろうか?(爆)
今となってはわからないけれど。
そしてシーフギルドのお使いが帰ったら今度は孤児院からマリーさんという女性が酒場に
駆け込んできた。なんだか千客万来?(笑)
またまた依頼。今度はいなくなった孤児院のボランティアをしているナスセルという名の17、8の女性
(SWの世界ではこの歳だと行き遅れだそうな。……はっ。もしかしてマルシュも行き遅れ?!(がびーん))
を探して欲しいのだそうな。なんかもう依頼が3件も舞い込んでてんてこまいって奴ですねっ。
(いや、1件は断りましたが)
一応、この依頼は下調べをしてから承諾するかどうか決めるという判断で。
とりあえず、オラル嬢のお屋敷に忍び込んで「秘密」とやらがあるのかどうか調べる事にした。
……まあ、当然の事ながらシーフであるマルシュしか出来ない所業である。
で、かるーく塀を飛び越してオラル嬢の寝室を覗き込むマルシュ。
そこで決定的な物を見てしまいました!
髪の毛が、一瞬だけ蛇にー(^^;;;;;
この時、プレイヤーには彼女の正体が推測出来たのですがダイスが振るわず、マルシュには
正体がよくわからなかったというお粗末なお話に。あうー(^^;;
んで、何故かその後オラル嬢は馬に乗って花畑のある丘の方へ走っていってしまったので追跡中断。
ついでに、いつのまにやら近くにいた7歳位の挙動不審少年を拾ってマリーさんを送っていった
クレイルさんとロウおじさんの所へ合流。そこで7歳児と入れ替わりでウィルという青年に出会う。
んー、眼鏡の美青年らしいけど今回はぐっと来なかった。モデルがモデルだしなぁ、
今流行ってるドラマ『冬の(以下略)』に興味ないし(こらこら)
そこで彼からオラル嬢の事について知っている事を全部聞く。
何だかこの青年はオラル嬢に惚れられているそうで、ことあるごとに彼女からの熱視線が怖いらしい。
とまあそんな事を聞いてから酒場に帰還。
次の日、今度は冷たそうな雰囲気の女商人グローリアさんから依頼。
ナスセルさんという女性を探してくれという依頼。むー、またその人の捜索依頼なのかー。
一応その依頼は保留にしておき、女商人さんがお帰りになると、またシーフギルドからお使いが。
さっきの女性、シーフギルドにはナスセルの抹殺を依頼していたんだとか。
さらに、あの人の依頼を受けた人間はすべからく後で殺されているとかいないとかいう物騒なお話まで
聞いてしまいましたさ。うわーん、怖いよぅ(しくしくとウソ泣き)
次に、ナスセルさんのお家をマルシュが調べに行く事に。
そこには、怪しげな白い粉が散乱しており何かがのた打ち回った跡まで残っていました。
証拠物件になりそうなので白い粉を採取。賢者の塔でお勉強しているラティアちゃんに
調べさせると、なんとその薬は飲むと死ぬかモンスターに変わるという大変恐ろしい薬だったのです。
そんなこんなで調査が一段落ついたので酒場で合流すると、マリーさんが息を切らせて駆け込んできて
孤児院で子供が石になったので助けてくださいとお願いされる。
……なんだか行くの恐いけど、行かないともっと被害が出そうなので皆で孤児院へ向かう事に。
そこで、すすり泣く声を聞くパーティの面々。
ラティアちゃんが機転を利かせて手鏡を使いながら中を覗くと、そこには髪の毛が短い蛇になった女性が一人。
どうやら、変わり果てたナスセルさんのようだ。
話を聞くと、そばかすを治そうとしてグローリアさんからもらった『肌が綺麗になる』らしい
白い粉薬を飲んでこうなったのだとか。むぅ、なんてあくどい人だ、グローリアさん。
この後、オラル嬢の所で元の姿に戻してもらえたようです。めでたしめでたし。
この後、7歳児とウィル青年が同一人物でなおかつスプリガンというモンスターだと判明したり、
ミスリル銀のペンダントには魔法がかかっているとわかったり、グローリアさんが孤児院の子供達を
勝手に売り飛ばして大儲けしているという事実が発覚したり、オラル嬢がヘローブン君の依頼を断れるように
うまくとりはからってくれたりと色々あったので、グローリアさんの屋敷に忍び込んで成敗するという意見で一致。
まあ、マルシュはオラル嬢からの依頼を遂行するという動機しか持たないのだけれど(ぉぃ)
んで、裏帳簿を見つけたので改めてグローリアさんがいる寝室へGO。
おとりをやってた先発隊と合流して戦闘に。
………SWで初めて生死の境をさまよったよー(しくしく)
前のキャンペーンではそんな事なかったのにー(←ソーサラーだったんだから当たり前です)
二度目の攻撃でぴったり生命力0になり、気絶しました(^^;;
まあ、後でシャリテさんが回復してくれて8点まで回復しましたけど。
(なんで生命力19点なのに攻撃2回で死にかけるんだー(^^;;;;)
とまあ、ちょっとしたアクシデントはありましたがなんとかグローリアさんを捕縛成功。
法の手に委ねさせることになりました。その時、グローリアさんを殺そうとするクレイルさんと
それを止めるフィリオさんの掛け合いがかっこ良かったです。
それはさておき。
二週間後に行われたグローリアさんの死刑執行を最前列で見入っていたオラル嬢。
恐すぎです、恐すぎます(しくしく)
そんなこんなで一応事件は一段落。
ヘローブン君は失恋してしまいましたが、まあ……新しい縁談でガンバレ(こら)
とはいえ電波な長命メデューサお姉さんオラル嬢となんだか記憶喪失なスプリガン、ウィル青年の
恋物語(?)はまだまだ続くそうで。
オラル嬢の懺悔(もとい愚痴)をこれからも聞きつづけるであろうシャリテさん、お気の毒(^^;
(2004/5/30)
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